Hondaは2017年に、将来のビジョンについて語ったとき、都市型EVのコンセプトも少しだけ話した。そこには1970年代のCivic第一世代の面影があった。
あれから2年、そのUrban EVの量産モデルがすごそこまで来た。同社はついに(ほんの僅かではあるが)都市型全電動車の室内を垣間見せてくれた。
Urban EVの正式発表は来月の2019 Genegva Motor Showになる。その後市場に出回るまでに時間はかからないだろう。Hondaは2019年中にはEVをヨーロッパ市場に持ち込む計画だと話した。
写真をみるとダッシュボードはテクノロジー志向ですっきりしたデザインだ。右に大型のデジタル画面が、ドライバー正面にはデジタル計器群が見える。ハンドルにはトグルスイッチがいくつもついているので、車のさまざまな機能を操作するのだろう。
ハンドルのすぐ右と、右端に見えるパネルはドライバーと助手席の人それぞれが使うように作られているらしい。位置とレイアウトからみて、タッチスクリーン画面と思われる。
Hondaは、「インテリアは暖かくて魅力的な雰囲気を目指しており、2017年のFrankfurt Motor Showで発表したEVコンセプトに由来している」と語った。
HondaはこのEVだけでなく、電気自動車全般に関して大きい計画をもっている。去る2017年、Honda Motor Co. の八郷隆弘社長・CEOは、Urban EVについて「遠い将来のビジョン」などではない、と強調した。
Hondaは電動化、すなわちハイブリッド、プラグイン、および全電動駆動を、ヨーロッパで発売する新モデルのすべてに展開する計画だ。同社は2025年までにヨーロッパ売上の2/3に電動テクノロジーを導入したいと考えている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )