Googleは米国時間6月27日の国際スモールビジネスデーを記念して、それぞれの業種に一番合った同社プロダクトを提案するウェブサイトを立ち上げた。
そのポータルであるThe Google for Small Businessは、本日米国ニューヨークで開催されたイベント「Grow with Google Learning Center」(Google学習センターで会社を成長させよう)で発表された。このイベントでは、さまざまなワークショップやクラスが提供される。そのイベントの休憩時間にGoogleで中小企業の広告を担当しているディレクターであるKim Spalding氏が、そのWebサイトは「みんなにGoogleプロダクトのスタート地点を与える」、と言った。
つまり、彼女が言うには「中小企業のオーナーは忙しくて時間がない」から、デジタルマーケティングのエキスパートにはなかなかなれない。
そこで今度のポータルサイトでは、中小企業の社長などが会社名と(あれば)ウェブサイトを入力して、自分の事業と目標に関するいくつかの質問に答えると、Googleが優先順位のついた、お勧めのアクションのリストを作る。それには、広告キャンペーンの実施、オンラインプレゼンスの構築、Google Analyticsのインストールなどが含まれているだろう。
Spalding氏の説明では、これは創業間もない中小企業に向いているが、これからデジタル戦略を開発していこうとする中堅企業にも役に立つ。
ポータルサイトこGoogle for Small Businessは多様なプロダクトを推薦するが、中でも Spalding氏の「2大お勧めツール」は、企業が自社のプロフィールとWebサイトを作れるどこまでも完全無料のツールGoogle my Businessと、昨年Googleが立ち上げた中小企業のための広告購入を自動化するツールSmart Campaignsだ。
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画像クレジット: Bloomberg/Getty Images
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)