Amazonの音声アシスタントのユーザーは、もうすぐヒンズー語でAlexaに話できるようになる。Amazonの米国時間7月16日の発表によると、デベロッパーのためのAlexa Skills Kitにヒンズー語の音声モデルを加えた。またAlexaのデベロッパーはこれまでインドで発表した自分のスキルを、ヒンズー語対応にアップデートできる。
Amazonは先月の機械学習と人工知能のカンファレンス「re: MARS」で、「流暢なヒンズー語をAlexaに加える」と発表した。それまでAlexaが理解できたのは、ヒンズー語混じりの英語、ヒングリッシュのコマンド少々だけだった。Alexa担当のヴァイスプレジデントでトップのサイエンティストであるRohit Prasad(ロヒャット・プラサド)氏はインドの通信社IANSに、Alexaにヒンズー語を加えることは「コンテキスト的にも文化的にもそしてコンテンツの面でも難題だった」と言っている。なぜなら、インドで使われている方言やアクセントやスラングがあまりにも多様だからだ。
英語とともに、ヒンズー語はインドの公用語のひとつだ。Googleの音声アシスタントもヒンズー語をサポートしている。Citi Researchによると、Amazonのマーケットシェアは約30%で、メインのコンペティターであるウォルマート支援のFlipkartと同じぐらいだ。
画像クレジット: Amazon
[原文へ]
(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)