保育の無償化について親として思うこと

保育園を運営する会社にインハウスデザイナーとして勤務し始めて約半年経過しました。

保育士さん不足の現状に、少しでも何か力になれる仕事がしたいなーと思い入社したものの、この問題知れば知るほど難しいぞ、と、思いはあっちゃこっちゃに飛び散らかしてる毎日です。

お盆前、会社から保育のセミナーに参加する機会をもらったので行ってきました。

これまでweb系の勉強会やセミナーしか出たことなかったので、平日昼間、女性だらけのセミナーに出る新鮮さと、内容の面白さにとても心動かされ、そして気持ちが上がったり下がったり色々で、、、
自分の備忘録も兼ねての感想です。

2019年りんごの木夏季セミナー、今回私は日本保育学会会長汐見稔幸先生の「保育園無償化による波紋」というセッションを聞いてきました。

「保育園が無償化になる」と聞いてまず私が思ったこと

そこじゃなくない?
2019年11月から保育園が無償化されますよねー。
内閣府のホームページではだいすけおにいさんがお知らせしています。

これを初めて私が聞いた時。
そこじゃなくない?😳」が初めての感想。

保活にめちゃくちゃ苦労してきた一人の親として、保育園にあずけられる事は感謝しかなくて、これだけお世話になってるのだから、お金は当然払う。そこじゃなくて、国として子育て世帯にお金を投じてくれるのならば、ぜひとも、保育士さんのお給料に突っ込んでほしいなーと。

保育園にあずける親は、こういう風に感じた人も多いんじゃないかと思います。

今回セミナーに参加して初めて知った世界の「無償化」の話

私にとってはこれまで「保育の無償化」は「子育て支援」という視点しかなかったんです。

でもそれだけじゃないってのに初めて知って。
そもそもは「幼児教育の重要性が認識された」っていうのから議論が始まったそうで。

保育の無償化は子育て支援の一面だけではなく幼児教育の重要性が認識されたことが元々の理由

近年、先進諸国を始めとした諸外国においては、幼児教育を、教育的 効果が高いだけでなく、社会経済的な投資効果も極めて高い公共的事業として とらえ、国策としてそのコストを社会全体で負担する「無償化」の取組を加速 させており、今や幼児教育の無償化への取組は世界の趨勢である。

引用:文部科学省ホームページ「幼児教育の無償化について (中間報告) 平成21年5月18日 今後の幼児教育の振興方策に関する研究会」より

これ、約10年前の資料ですが、幼児教育の重要性がしっかり明記されてます。
今回拝聴したセミナー中では、人格形成において幼児教育がいかに重要か、そしてその投資が国家の経済の発展につながっていくといった研究のエビデンスをたくさん紹介されていました。

こういう資料を見ると、今回、「幼稚園」と「保育園」両方がその対象となったことが、保育園に子を通わせている私にとってはとても大きいことで。

今まで子育て支援という「福祉の面」で捉えていた保育の無償化が、「教育的に意味のある国の政策」としての一面を聞いて、そしてそこに保育園も対象化されていることに、なんかうれしく思ったのでした。

子を保育園にあずけることでひたすらにつきまとう「罪悪感」

私は、子供を保育園にあずけている事にずっとどこかでモヤモヤがあって。
自分が仕事をしたいから子どもを保育園にあずける、これってもしかして子どもを犠牲にしている、自己満なのかな、、とか。

むちゃくちゃかわいいです、子ども。

っていうか、ウチの子ほんとかわいいんですよー!🤤

うちの子かわいい

私なりに色々考えて仕事してるのですが、それでもこの生活でいいのか、と考えることも多いです。

で、なんか今回このお話聞きながらちょっと泣きそうになっちゃったんですよね。
セミナー出てこんな感情になるの変な話ですが笑

お話聞いててすごく安心した自分がいて。

今回の無償化で「完全無償化」は3歳からが対象なので、うちのように0歳から保育園にあずけるっていうのはまた違うのかもしれませんが、それでも、幼児期の教育に「幼稚園」と「保育園」、両方に国が税金を投じたという事は、それだけ貴重な時間を保育園で過ごせてるって事なのかな、と。

無償化の対象(↑条件が色々違うので詳しくはちゃんとしたとこで見てくださいー)

「保育園を対象にするのは違うのではないか」というお話もたくさん聞きます。

ただ、今回のお話の中では、当初の目的としては、対象者は集団生活のなかで「生きる力」の基礎がはぐくまれることを目指す、保育所保育指針に基づく保育が行われている、認可保育園も対象になった、ということでしたー。
生きる力、大事

先生のお話を聞きながら、今回セミナーに出席して熱心に耳を傾けている保育士さんの様子を見て、うちの子も保育園で「お勉強」ではなく、お友達と接しながらたくさんの経験を踏まえた大切なことを学ばせてもらってるんだなー、って思いました。

実際、最近は個人的にたくさんの保育士さんの声を拾うようにしているのですが、これまで以上に保育士さんを尊敬するようになりました。

保育士さんって、ただ子供が好きで子供のお世話をしているっていうお仕事ではなく、子供の性格や成長に合わせた対応を、日々の生活の中であらゆる知識や経験を使って保育してるんですよね。

わが家は私も夫も実家が遠いので、おじいちゃんおばあちゃんは近くにいませんが、保育園に行くと、愛情を持って接してくれる先生がいて、「かわいいかわいい☺」言ってもらえてほんと幸せだと思うし私も「そうでしょそうでしょ☺」ってうれしい気持ちになるのです。

ありがたいことです、本当に🙏

保育園無償化、問題は山積み

保育園無償化、問題は山積み
汐見先生のお話では、「子育て支援」としての「保育の無償化」ばかりに焦点が当てられていて、税金を投じるための保育の質をあげる議論がされてない、判断基準が曖昧だという状態を問題視されてました。

わが家はとてもありがたいことに、優しい保育士さんに囲まれて日々生活していますが、保育園によっては悲しい事件を聞くのも現状です。

「税金使われてるんだからちゃんとして」っといった声も当然あがることが予想されるので、ますます保育士さんが大変なことにならないかな、と心配です。

保育園が対象になったことで、保育の質を上げるといういい方向に進んでいけばいいですが、現状ではその議論がきちんとされないままに無償化が始まるということらしく、、、

これによって保育士さん不足に拍車をかけ、逆に質が落ちる、なんてことだけはとにかくとにかく避けてもらいたいです。

早いとこ、保育士さんの負担を減らせる仕組みづくりができることを願うばかりです🙏

本当に変えなきゃいけないのは受け入れ側ではなくてあずける側

セッション後に質疑応答の時間があったのですが、数十年のブランクがあって、最近復帰された保育士さんの質問で、「以前よりも各家庭、あずける時間が長くなってませんか?」と。

たしかに。時短ではなくフルタイムで復帰しているママ友たくさんいます。

私は今、勤務時間こそ短いものの、通勤時間がめちゃくちゃ長いため、保育園にお願いする時間はフルタイムママさんと同じです。

今回のセッションのお話の中で、あるドイツの保育園のお話がありました。

午睡が終わったら各家庭お迎えが来始めるそうです。それはパパもママも両方、同じ割合でお迎えに来るそうです。

そして、16時ごろになったら保育園閉めちゃうそうです。
そこからは家族の時間。パパと子供とでサイクリングへ行ったり。キャッチボールしたり。

なんか、この話聞いて泣きそうになりませんか??😂
私はなんか胸があつくなりましたよーー!!😭😭😭
日頃からワンオペで頑張ってるママさんや、退勤後、お迎えや夕食作りを分刻みでやってる自分の毎日の生活が、うぉーーって浮かんできて。

ドイツーーーー!!!ドイツむちゃくちゃうらやましーーー!!!
日本より労働時間短く、GDPは高いドイツーーーー!!!

日々、子供は成長していて、はかない〜〜!!尊い〜〜!!って毎日思います。
それを家族で見守ることができたら本当に最高すぎです。
やっぱり働く環境見直さないとな、と心の底から思いました。

働き方を考え直したい

少ない時間で生産性をあげる、そして家族の時間を増やす!
これ、ほんと今後のわが家の課題。
目標は晩ごはんの前に家族でキャッチボール!

無償化の話から、どうやって家族の時間を作るか考えてしまったむちゃくちゃ意義深いセミナーでした。ありがとうございました。

今回もイラストACさんのイラスト使ってます。いつもありがとうございます🙇‍♀️

制作会社勤務のWebデザイナーからインハウスデザイナーに転職しました

タイトル通りなのですが、これまで、夫の経営するWeb制作会社でWebデザイナーとして働いていたのですが、某企業内のインハウスデザイナーに転職いたしました。

まず「転職したよー」と話すと、どうしても夫婦仲を心配されてしまうのですが、安心してください。仲良くやってます😇

転職の理由


転職に関しては前からずっと考えていたことでした。
今後ずっとこの仕事を続けていくためには、一度外に出て経験すべきことがあるんじゃないか、と。
タイミング的に私の年齢のことや、育休で休んでる間に、私が抜けてもいい感じにまわる環境作りが出来たこと、などなどの理由で「今だ!」と転職活動に踏み切ったのでした。

転職先の希望条件→その結果


最初の転職先の希望としては、

  • 同じような制作会社でのデザイナー
  • リモートワーク可能

この2点でした。これまで制作会社で経験してきたような、いろんなジャンルのデザインをゼロから手がける仕事は、私に向いてるなーと感じており、また、前にも書いた通り、長過ぎる出勤時間は時短勤務にとっては無駄すぎると思ってたため、こういった希望に。

転職活動していく中で、数社面談の時間を取って私の条件等を聞いてくださり、本来の希望通りの、、もしくはそれ以上の、とても素敵な制作会社さんに選考していただいたりもしたのですが、悩んで悩んで悩みまくって、結局今の会社に勤務することに決めました。

今選んだ転職先は、

  • 某企業内のインハウスデザイナー
  • 毎日往復3時間近くかけて通勤

あれーっっ!?😂って感じですが、、、
結局のところ当初の転職の目的や条件とは全く違う方向に行き着いてしまったのでした、、

ここに決めた理由


最終的にここを選んだのは、今私が一番関心のあること。事業内容が「保育」だったからです。

我が家は保活にはとにかく苦労してきて(今も下の子は認可には入れてないので保活組現役です)ここ数年間、育児しながら働く環境にずーーーーーーっと悶々としてきました。

子供がいる友人と話していても仕事と育児の両立は必ず話題に上がって、一番の悩みのタネ。何年か前の「保育園落ちた日本死ね」ブログ読むと、私、割とマジで涙でてくるんです。

夫の会社でも、在宅ママさんデザイナーさんが活躍できるサービスを作ったりと、微力ながらも私と同じように働く女性を応援できないか、と考えたりしたものでした。

転職を決意したまさにこの時期に、たまたま保育事業を展開する現職場のWebデザイナーの求人情報を見て、心が惹かれて惹かれて仕方なくなってしまいました。

決める際はだいぶ悩みました。
当初の希望通りの「制作会社での在宅勤務」との出会いもあったので。

でも今後なかなか保育事業専門のWebデザイナーに出会えることはないだろうな、と思って。
最初の目的とはだいぶ違う方向に進んでしまったのですが、条件が合わないからってここでスルーしてたらあとで後悔するかもしれない、と。

私ができることなんぞ、とても小さなことかもしれませんが、少しでも世の保育士さんを増やして安心して働ける家庭が増えるといいなぁ、と、思ったりしたのでした。

今後は現職場でも少しずつ在宅ワークができる環境を作っていけたらな、と密かに企んでおります。

Webデザイナーのキャリア


若い頃に制作会社であらゆるジャンルのWebサイトをバリバリ作って経験を積み、そこから自分に合った勤務スタイルや制作スタイルを見つけ出して、ディレクターになったり、フリーランスのデザイナーになる。
これ、よくあるWebデザイナーのキャリアアップの一つのカタチだと思うのですが、それとはまた違うカタチとして、これまでの経験をもとに、自分に合ったデザインの傾向や事業内容を見つけ出し、そこに特化したインハウスデザイナーになる、こういうのもありかな、って思います。

Webデザイナーは比較的働くスタイルが選びやすいので女性にとってはいろんなライフステージで柔軟に対応しやすい職種、なのかもしれません。それでもやっぱり苦労は多いですけども。

課題はたくさん


久しぶりに満員電車に揺られて遠くまで通勤してバッタバタで仕事帰ってきて保育園2つハシゴして息子二人ピックアップ(長男と次男は別の保育園)生活が始まって、毎日課題だらけです。

何より、「保育士さん増えるといいな」と思って就いたこの仕事、通勤時間が長いためお迎え時間間に合わず時短勤務となったため、私自身が保育園ヤバくなってる危機的状況に陥ってしまっていたり、、

来月迎える小1の壁
学童は入れたものの、私自身が新しい環境に飛び込んだばかりで、長男の小学校生活のフォローができるのかどうか、不安だらけです。

その他、日々の家事はパンパン。
共働きご夫婦、マジでいつ買い物していつご飯作ってるんですかね、、、

あと、子供の病気問題。
入社してまだ1ヶ月も経ってないのに保育園からお呼び出し一回(←これは私が早退)&体調不良でお休み一回(←これは夫が在宅で仕事して対応。ほとんど仕事できてないと思うけど…)。
そんな時の夫婦間のなんとも言えないお互いの緊張感。

熱がでたなぁーと気がついた時に、純粋に子供の身体の心配だけでなく、「あぁー、仕事どうしよー、入ったばっかなのに休みづらいなぁー」ってそういうことが瞬時に頭の中巡ってしまって、会社に対しても子に対してもなんとも言えない罪悪感に苛まれるのです、、

もちろん、家庭のことだけでなく、仕事の方でも勉強することがたくさんで、どれだけ時間があっても足りない感じ。
これまで小さな制作会社でやってきたので、今の「チームで動いてる感じ」が頼もしくもあり、緊張感もあり。
今は本当に申し訳ないくらいあれやこれや細かいところも教えていただいております🙇‍♀️

その他にも、
◼︎制作会社勤務のWebデザイナーとインハウスデザイナーとの違い(会社の体制や制作環境含めて)
◼︎WMの血反吐
◼︎次男、髪がチュルチュル

などなど、ブログに書きたいネタがもりもりな毎日ですが、、、とりあえず、まずは転職しました報告、でした。

とにかく今は早く今のお仕事と生活に慣れたいな、と。

しばらくは忙しい毎日が続くとは思いますが、長男の進学でまたガラッと変わるであろう新年度、どうかどうか我が家のみんなが健やかに過ごせますように。

今回もイラストはイラストACさん利用させてもらいました。
いつもありがとうございます。

子供用に作ったペーパーアイテムいろいろ

育休中、創作意欲が爆発

育休中、仕事から離れていると、何でもいいから何か作りたくて作りたくてしょうがない衝動に駆られました。
料理、ミシン、お菓子作り、子育てにまつわるもの、何でもよかったです。
これまで自分でも知らなかったくらい、あー、私は「なにか作る」ってことが好きなんだなーと、しみじみ感じました。
お仕事ではwebばっかりで、紙ものは作ることは少なめなので、自由にもりもり盛れちゃう感じが楽しくて、育児の合間にたくさんペーパーアイテム作りました。
役立ったものも役に立たなかったものも、いろいろあるのですが、少しご紹介です。

作るときにお世話になってるサイト

いつもいつも豊富な素材に助かってます。
ほんとにありがとうございます🙇‍♀️

子供の一日行動表

来年小学校に入学する予定のうちの長男。
5歳ってこんなに幼かったけってびっくりするほどの頼りなさで、、
毎日自分がすべきこと、その順番、時間の感覚、その全てがかなり曖昧で、朝のバタバタしているときに、「着替えてー」「そんなにゆっくり食べてたら保育園遅れるよー」「顔は洗ったのー?」、これひたすら毎度毎度言い続けてて何とかならんかと、、😂

保育園のママさんや、インスタなどで、ホワイトボードに子供用の「行動表」を作ってるのを見かけたので私も作ってみました。

イラストACさんのイラストを使って、やってほしいことをホワイトボードに貼り出しました。
ホワイトボード、マグネット、ラインで使ってるマステは全部ダイソーです。
制作費500円くらい。
時間の感覚を持って時計の針を気にしてほしいと思って、時計もつけてみました。針もマステで、日によって変更可能。
自分のやるべきことをホワイトボードで確認、できたらマグネットを「できたよ!」に移動していく、っていう単純な仕様。

作ってみてとてもよかったです。
クリアできたらマグネットの位置をかえていけるってのがゲーム感覚で楽しかったようです。
でも、いまいち時計の部分は活用できず、、、時間を見ながら行動するのって5歳には難しいことなんですね😓
とにかく「やることリスト」としては大成功で、今はこのホワイトボードを見なくても、起きてからと寝る前に、自分が何をしなければいけないか、ちゃんと把握できるようになりました🙌

ポイント表

お手伝いとか、その他何かに「挑戦」したときにポイントゲットできるポイント表をつくりました。

モノで釣るってどうなの、っていう考えもあるので、導入前には夫婦でよく話し合いました。


フレームとくまさんのシールはセリアでそれぞれ100円で。
当時、水が顔にかかることを異常に嫌がってた長男。「水に顔をつける」とか、「自分でシャンプーする」とか、挑戦するきっかけになれば、と思って作りました。

 

獲得できたポイントによって、ちっちゃなご褒美がもらえるようにしました。
あまり簡単にポイントがもらえるとつまらないし、難しすぎると飽きちゃうだろうし、ポイントの配分は最初に夫婦であーだこーだと悩みました。
これもなかなかハマってくれて、こつこつ楽しんでお手伝いしてくれたり、せっせと公園の鉄棒で前まわりの練習に励んだりしてました。
でも、100ポイントまでいったところで飽きてしまい、2枚めはあんまりシールを貼ることはなくなってしまいました😇
それでもお手伝い関係は習慣づけられたようで、シールを貼らなくても自分の仕事として認識してやり続けてます。

マンスリーフォト

赤ちゃんが産まれて1歳になるまで、毎月の成長を記録するマンスリーフォトですが、海外の赤ちゃんのマンスリーフォトとか見てるとめちゃくちゃかわいいんですよね🤤
うちも次男の記録毎月やってこうと思って、月齢の数字を紙に印刷して一緒に写真撮って記録していくことにしました。

0歳の赤ちゃん、毎月どんどん大きくなるので、ぬいぐるみと並べて撮っておくと成長具合がよくわかってかわいいの極み🤤
が!!!ズボラハハ、たった2ヶ月でmonthly photoすっかり撮らなくなってしまいました。。。
残念😇
今、このゾウさんのぬいぐるみに馬乗りになってかぶりついてる次男をしっかり心に記憶しておこうと思います。。

旅のしおり

夏に長男のお友達ファミリーと海水浴旅行に行ってきました。
私が楽しみすぎてテンション上がって修学旅行的な感じで「旅のしおり」作ってみました。

「もっていくもの」を書いておいたので、長男にはしおりを見ながら自分の持ち物を自分で用意してもらいました。
旅行前は見てワクワクしてたようですが、出発してしまえばもう楽しすぎてしおり見るどころじゃなかったようです🙃

タンスのラベル

これもよくインスタで見かけて作りました。
タンスのラベル。

これはとてもよかったです🙌
お片付けが自分で上手にできるようになりましたし、朝のお着替えも自分で洋服を選べるようになりました。
イラストは、シルエットACさんの素材から。
ラベルはこちら
エレコム ラベルシール 480枚分 A4 24面×20シート EDT-TM24
このラベルは調味料ボトルに貼ったりと、我が家の色んな所で使用中です。

誕生報告ハガキ

これは子供用ではないけども。
年賀状とか、何かしらポストカード作るの大好きで。
出産のお祝いを頂いた際に、そのお返しに添えたカード。

※名前は仮名に変えてます。
私が普段隠れてコソコソ食べてるお気に入りスコーンを内祝い用に大量お取り寄せしてカードと一緒に。
(赤ちゃん素材のデザイン大好きです。お仕事ください☺)

クリスマスのアドベントカレンダー

これは長男が5歳になりたての頃かな。。
クリスマスのアドベントカレンダーを作りました。


これもグッズは全てダイソーです。
白い紙に数字を印刷してチョキチョキ切ったものを茶封筒に貼り付けて、木製クリップで留める。
リボンや100均の造花で飾り付け。
麻の紐で木製クリップごと引っ掛ける感じで壁に貼り付けました。

中には小さいラムネとかグミとか少量のおやつと一緒に、お手伝い項目を書いたカードや、当時ひらがなの読みがいまいちだったので、ひらがなカードを仕込みました。

朝、開封して司令を達成→ちゃんとできたら保育園から帰ってきておやつが食べられる、って感じです。
一般的にはお菓子だけが入ってて、ただただ楽しいはずの子供用のアドベントカレンダーですが、これを利用してお手伝いさせたり、ひらがな覚えさせようとしてる自分がいちいち小狡いなーと思います。
でもこれも本人楽しそうだったので良しです😅

何かを自分が好きなように作るのってほんとに楽しい。
ほとんど自己満で作ってていまいち役立たなかったものもありますが、何かしら成果が出るととても嬉しいです。
特に、行動表タンスのラベルは幼児にとてもおすすめです。
100均グッズで簡単に作れるので、是非👋

Webデザイナー(女)、働き方、いまだ模索中。

前回更新のブログから5年以上経ってしまいました。。。

以前にブログを書いていた頃と随分生活環境が変わってしまったので、違うブログで新たに始めようかとも思ったのですが、いろいろ考えた結果、ここでまたゆっくりマイペースに更新していくことにしました。

少しだけ長くなったので目次。

まずは現状


前回のブログ、長男を出産して10ヶ月の頃に書いてるようですが、2018年12月現在、長男は6歳になり次の4月でいよいよ小学生になります。早かったような、長かったような、、、
そして今年1月に次男を出産し、10ヶ月になったところです。
(どうも私は産後10ヶ月になった頃に気持ちが落ち着いてきてブログにまとめたい衝動に駆られる傾向にあるらしいです、、、)
いつのまにやら男児二人の母になってました。

11月(次男9ヶ月)に近所の小規模保育園に入園することができ、私も仕事復帰することができました。
長男と次男は別の保育園に通っているため、送り迎えに2軒の保育園をハシゴする毎日です。

さかのぼって、、長男産後からの働き方

赤ちゃんを見ながら在宅ワーク

長男が産まれたあと、まずは子供を見ながら、家で仕事をするつもりでした。
ですが、「あ、これ無理やん。。」と、1日目でわかりました。

家の1部屋しっかり使って、デスクの前には、子供が中にいても楽しい仕掛けがある大きいベビーサークルを購入。
↓こういうやつ。。

さあ!楽しんでね!😌とベビーサークルに放ったのですが、全然楽しくなかったようです。
0歳、「ここからすぐに出せ、そして抱っこしろ」と大騒ぎで仕事どころではありません。。。

じゃあしょうがない、と、お昼寝の時間を利用して仕事することにしたのですが、そうなると私のメンタルが平穏でなくなるというか…。
お昼寝タイムになると「寝て〜、寝るのだ〜、早く寝て〜〜〜〜」と寝かしつけに対していつもよりも一層マジになってしまってるようでさっぱり寝ません。
時計をじっと見て、どんどんお昼寝タイム(お仕事タイム)が減っていく、抱っこで揺らしつつ悶々としながら時間が過ぎていきます。
まだその頃は夜間の授乳もあり、体力的にもしんどかったので、あー、これはだめだなーと。
ずっと何かに追われてる気がして育児も仕事ものびのびとできない。

けど、保育園はどこもいっぱい。
認可保育園、認証保育園の申込みをしつつ、一時保育を利用することにしました。

一時保育を利用

一時保育は、地域によって色々のようですが、保護者の育児疲れ解消、急病や出産など様々な理由で一時的にお子さんを預けたいときに、保育園の専用保育室等で預かってもらうことができる制度です。
利用には事前に登録&予約が必要で、緊急で突然預けるってのはできません。

まずは電話でアポをとり、子供を連れて希望の保育園へ行って書類記入&面談。
その後保育園で必要な持ち物を用意。お着替えやお昼寝用のタオル、食事用のエプロン、マグ、暑い時期はプールグッズまで、園から指定されたものを西松屋でどっさりと買い込みました。
その沢山のグッズと、おむつやそれを持ち帰るためのビニール袋諸々、全部記名✍
そして何より大変なのは、予約争奪戦。
すぐに予約いっぱいになってなかなかとれないんです。
さらに、料金は0歳時の場合1日8時間利用で4500円(半日2250円)、昼食250円、おやつ100円、高いです。。
一時期、週2〜3回くらい預けて仕事してましたが、いやー、高い。
仕事のために一時保育を長期的に利用、というのは我が家の場合は現実的ではなかったのでした。

無認可保育園へ

一時保育を利用しながら仕事をしていたとき、家から自転車で20分位のところに無認可の保育施設に空きがあることがわかりました。
フランチャイズ型の保育園で、一度見学に行ったのですが、正直、印象はいまいちでした。
(先生方は親切だし元気に通ってる子もたくさんいるので、完全に私の主観によるものなのですが)
すごくすごく悩みました。
そこまでして私は働きたいのか、なんのために?子供より自分のことを優先しているんじゃないか。
たくさんたくさん悩みました。
ただ、無認可保育園への通園実績がある家庭は、今後認可保育園へ入園申請するときに、点数が高くなるんです。
(認可保育園に入るための選考は、家庭状況をポイント化した「点数」によって行われます。加算のポイントは地域によってまちまち。無認可施設に通ってると逆に減点の対象になる地域もあるらしいので要注意です。)

「ずっとじゃない。認可に入るため。」
そう思ってこの無認可保育園を利用することにしました。
金額は無認可なので(当時は)区からの補助金も出ず、月65000円、くらいだったと思います。
結局長男はこの保育園に約4ヶ月間通いました。
息子の方はすぐに慣れたものの、私のほうが大丈夫かなーともやもやしながら通わせ続けた数ヶ月間でした。
この頃のことを思い出すと胸がキュッと痛くなります。
たまに保育園での事故なんかをニュースで見ると辛くて仕方ないです。
でもここに通った実績がないと、この後通う認可保育園には入れなかったかもしれないんですよね。。
結果的に事故なく無事に卒園できたので良かったのですが、自分があまり納得できてない保育園に預けた、という事実は未だにどこか罪悪感のようなものを感じています。

認可保育園へ

長男、1歳になって、4月からようやく認可保育園に入ることができ、無認可の保育園から転園しました。
これは駅から遠い我が家の近くにたまたま新設の保育園ができた、という、とっても運の良い状況でした。
園庭があり、家からも近く、先生方もとても親切、給食もおやつも全部手作り、私の小さい頃には当たり前だったこの環境がほんとにありがたく感じました。
こうやって考えると待機児童が多い地域の「保育園見学」は意味ないじゃんっていう印象で。。
よっぽどのことがない限り選べる状況じゃないんですよね。
何人の募集枠があるのか、自宅からの距離、そういうことを考えてるとあまり細かい希望を言ってると入園できません(T_T)

待機児童問題ほんとになんとかなりませんかね😭

事務所へ出勤開始

無認可保育園に通いだした頃から、私も事務所へ出勤するようになりました。

その頃の私のスケジュール。

ママさんはみんな同じだと思いますが、とにかく時間が足りない。

▪朝は夫が保育園の送り担当のため、私は朝食の片付けやら、部屋に散らばってるものをざーーっっと片付けてルンバスイッチオンして家をでる
▪1時間20分かけて事務所へ出勤
▪怒涛の勢いでお仕事
▪17時前に事務所退出
▪最寄り駅近くで夕食の買物をして保育園までチャリ爆走。
▪保育園で息子ピックアップ(ここで靴履きたくないだのなんだの何かしら一悶着)
▪お腹空いたコールが鳴り響く中、夕食作り
▪(ピーマンは食べないだのなんだの5悶着くらいして)ご飯食べさせて一緒に自分も食べてお風呂へ
▪歯磨き、絵本読んで寝かしつけ
▪子が寝たら復活、夫としゃべる(この時間だけがゆっくり大人と喋れる時間)

 

もうなんか日々急いでました。
バッタバタでした。
絶対に残業できない環境で時短でタスクさばいていくので、とんでもない集中力で仕事してました。
ちょっとでも待つことに「あーーー時間もったいない」ってイライラする、余裕がない自分。

私、詰む→花水(ハナスイ)もらう

( 花金・華金という言葉が流行ったのは約30年前のバブル時代。←らしいです。)
いつもバタバタ、テンパってるしてる私に、夫が見かねたのか、水曜日だけ時短勤務を交換するという提案をしてくれました。

水曜日は夫が早く仕事を上がって保育園にお迎えに行って、晩御飯もお風呂も寝かしつけも全部やると!??
もともと家にいるときはしっかり協力してくれる夫。
でもどうしても平日定時まで仕事して帰ってくると21時近くになってしまい、育児参加したくてもなかなかできない状況でした。
そこで1週間の中でも比較的仕事が落ち着いている水曜日に交代させてもらうことになったんです。

これほんとに私にとっては最の高システムでした。
夫も、子供の様子や保育園の出来事を把握することができるし、私も週一日だけでもリフレッシュタイムができる。

この日だけは残業して仕事に打ち込むもよし、勉強するもよし、美容院行くもよし、飲みに行くのもよし、習い事するのもよし。
唯一、水曜日だけ、子供から離れてしっかりと自分の時間を持つことができました。
土日に美容院行ったりすることもできるけど、せっかく家族みんなの休みの日、ゆっくりと家族全員で過ごしたいなーと思ってしまって、なかなか美容院行くのも億劫になるんですよね。

私のサイコー水曜日の過ごし方は、時短ではない定時の時間まで仕事する→習い事に行く→帰りにファミレスでアルコール飲みながら好きな本を読む。
はい、これサイコーです。

在宅ワーク開始

事務所に出勤するスタイルを数年続けてきましたが、どうしても時短勤務の私にとって「往復2時間以上」の通勤時間がムダでしょーもないものに感じて仕方ありませんでした。
通勤時間中はニュース見たり本読んだりと勉強時間に当てるようにはしていましたが、家で、お迎え後のバタバタがしんどすぎて、もっと効率的に仕事ができないか、という思いから在宅で仕事ができるように環境を整え直しました。
事務所スタッフと出勤して連携しなければならない部分もあったので、最初の方は週一回だけは出勤していたと思いますが、徐々に完全に在宅で仕事するようになりました。

少し待ち時間ができたときは「じゃ今のうちに晩ごはん1品つくっとこ」とか、「お風呂掃除しとこ」とか、時間を有効的に使えるので、イライラすることも少なくなりました。

次男の妊娠、出産


前回、つわりで仕事脱落しましたが、今回もやはりつわり開始と同時に吐いて吐いて吐きまくる生活開始。
さらに今回は妊娠中期で妊娠糖尿病になってしまい、途中入院、インスリン注射を自分で注射しながら生活する、という厄介な妊婦生活となってしまいました。。。
通っていた産院では、私はリスクが高いとのことで出産できないことになり、NICUがある大きな病院で出産することを勧められ途中転院などを経て、1月に元気な男の子を出産することができました。
ヒトの誕生ってほんとに奇跡?
しばらくの間、のんびり育休期間を経て、今年11月(次男9ヶ月)より、小規模保育園に入ることができ、仕事復帰、今に至る、です。
この小規模保育園は、3歳までの園のため、今後また転園しなければなりません。
そのため比較的入りやすかったんですね。
できれば1歳の4月から認可保育園に入園することが第一希望ではあったのですが、1歳は激戦で、4月から入れる可能性が低いため、早めの仕事復帰となりました。

9ヶ月、10ヶ月くらいの赤ちゃんってめちゃくちゃかわいいんですよー。
ハイハイして、つかまり立ちして、ママ大好きで追っかけまくってきて。(←これが大変でもあるんですが?)
この時期に保育園にあずけるのは毎度のことながらさみしくてさみしくて身悶えます。。
あーーー、もったいない。かわいいよーーー。ずーーっと見てたいーーー。って。
子供のほうが先にお友達がたくさんいる保育園生活に慣れちゃうんですけどね?

 

前回の復帰は正直、つらかった。


長男の妊娠、出産、産後から仕事復帰、を今振り返ってみると、「私、テンパってたな..」って思うんです。
今も相変わらず慣れない育児で毎日大変ではいるのですが、あの頃の私は一体何と闘っていたんだろう、、という感じです。
ずっと焦ってました。

▪妊娠から1年以上休んじゃった、早くブランクを取り戻さなきゃ、
▪どんどん新しい技術出てる、早く取り戻さなきゃ、
▪時短だけど前と同じように消化しなきゃ、、、

子供小さいからって言い訳にしちゃいけない、っていう負担も感じていました。
以前のように勉強会にいけないこともモヤモヤしてました。

数年育児しながら働いてみて、あー、なんかそういうのしょうもないなーと思うようになりました。
以前のペースで仕事するなんてとても無理。
なんで全てできるような気になってたんだろう、とも。
もちろん勉強しなきゃいけないことってたくさんあるんですが、自分の必要なことだけを追えばいいって、今は思ってます。
私がこだわらなきゃいけないものはその成果物であって、その過程じゃない。

これまでのように私の100%の時間を仕事に費やすのは無理で。
もちろん仕事を手を抜くということではないです
今は限られた時間の中でできること精一杯のことをやるしかない。

そう割り切ることができるまでに、結構時間がかかったのでした。

 

女性は選択肢が多い


主語が大きくて怒られちゃうかもしれないけども、どうしても女の人って選択肢が多いなーって思うんです。
結婚するか、いつするか、仕事は続けるか、いつまで続けるか、子供は授かりたいか、それはいつか、いつまで仕事するか、いつ復帰するか、、、
どれを選ぶにも勇気がいるし、人それぞれどの選択肢もあり。
どれを選んでも「これでよかったのか?」と振り返ることもあったり。
将来の私が、今の私に対して「もっと仕事に力入れてればよかったのに」とか「いまは100%子供だけと向き合ったほうが良かったんじゃないの?」とか思う日が来るのかな、って揺らぐこともあります。

今後もたくさん悩むことも多いと思いますが、とりあえず、前よりは肩の力を抜いて仕事と育児に向き合える気がしています。
私、仕事も子供も夫も大好きなんですよね。
いろんなスタイルを模索しつつお仕事頑張っていきます。

途中ほとんど休んでるけど、このブログを始めたのが2010年。
自分の大きなライフイベントを経験し、だいぶ状況が変わってるのですが、また自分の振り返り用メモとして少しずつでも更新していくつもりです。