今週のThis Week in Digitalでは、Bitcoinの障害、・WhatsAppの買収後の情報、・FacebookがLinedeInのビジネスに口を出す、・Twitterが成長を求めて製品を調整、・New York Timesが意外なデータアナリストを採用、・ソフトウェアベンダー向けの従業員による推薦ガイド、・ジャーナリズムとコンテンツマーケティングの交差点、・今でも有効な1866年の会話のアドバイス等の話題を提供する。
それでは、下記にデジタルマーケティング業界に影響を与える関連するリンクをまとめて紹介していく。
毎週、経営者の方々が、最新の変化、報道する価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。
他にも、役に立ちそうなリンク、ソース、または、アイデアを持っているなら、コメント欄で加えてもらいたい。また、Flipboardを利用しているなら、「This Week in Digital Magazine」を購読すると、リンクを入手することが出来るようになる。
業界情報
- Bitcoin業界が、Bitcoin最大の取引所が破たんし、厳しい視線に晒されている。Mt Goxのウェブサイトは、ハッキングの被害に遭い、引き出しが出来なくなり、現在、議員は、ビットコイン業界の過失を咎めている。 Bitcoinの株価は、火曜日、500ドルを下回るほど落ち込み、その後、幾らか回復した(Forbes)。
- 過去3年のモバイルの成長は、目を見張るものがあるが、その中でもアジアは別格だ。モバイルインターネットの未来はアジアにある(Tech in Asia)。
- Weiboの親会社、SinaがIPOを控えている — 時を同じくして、WeChatがユーザーを失い続けている(Marketplac)。
- Eメールがクローズアップされている。マーケッターは、Eメールの取り組みに今まで以上に注意を払い、慎重を喫する必要がある。
- 2013年、モバイルのみのEメールの閲覧者は64%増加した(eMarketer)。
- Facebookは、@facebook.comEメールシステムを終了しようとしている(Re/Code)。
- Gmailは 優れた購読解除機能の展開を始める(Christopher Penn)。
プラットフォーム
- 先週のWhatsAppの買収に関する情報がさらに舞い込んできた:
- WhatsAppを買収しても、Facebookはいまだにアジアを制することが出来ていない(Tech in Asia)。
- WhatsAppのジャン・コウムCEOは、Facebookとしてではなく、今後もWhatsAppとしてサービスを運営すると述べた(WSJ Digits)。
- WhatsAppが190億ドル以上の価値を持つと考える人達がいる。その中には、マーク・ザッカーバーグ氏も含まれる(The Next WebとTechCrunch)。
- WhatsAppは第2四半期に音声通話機能をサービスに加える(CNN)。
計測/基準/ビッグデータ
- データと行動パターンの意味を理解するため、New York Timesは、主任データアナリストとして、生物学の研究者を採用した(Fast Company)。
法律/人事
- 利用規約は大きな力を持つ。SecretやWhisper等の「匿名性の強い」アプリであっても、ユーザーの身元が明らかにされるリスクは存在する。つまり、インターネット上にある限り、プライベートではないと言うことだ(Mashable)。
- 大勢の従業員にブランドを推奨するよう求めると、管理する必要性が生じる。このソーシャルメディアによる従業員の推奨ソフトウェアに対するガイドは、多くのベンダー、そして、その製品をまとめている(Social Media Governance)。
- Paramount Picturesは、Digital Millennium Copyright Act(DMC: デジタルミレニアム著作権法)を引き合いに出し、映画「トップガン」を一コマごとにシェアしていたTwitterのアカウントの利用停止を要請していた。
コンテンツ
- 有名なジャーナリストは、ブランドに群がっている。その理由を紹介する(Contently)。
- ジャーナリストは、コンテンツと一日中向き合っており、コンテンツマーケティングの教訓を数多く抱えている(Contently)。
- 18点のコンテンツマーケティングの作り話 – そして、騙されないための対策。
- Amtrakが、ライター向けの長期研修プログラムを策定した。これは、Amtrackの列車を使って、執筆スキルを磨くことを望むライターを対象としている(The Wire)。
- 世界はスピーディーに動いており、ペースの速い世界でストーリーを伝える方法は、今まで以上に重要になっている。この動画は、問題とチャンスをうまくまとめている。仕事中の視聴には適さない言葉が使われているので、注意してもらいたい(Gary Vaynerchuk)。
ブックマーク/後で読む
- 企業の文化(社風)は、千差万別であり、トップダウンの変更管理プログラムだけでは語りつくすことは出来ない。効果的な文化に欠かせない要素が存在する(strategy+business)。
- オーディエンスを理解し、オーディエンスを中心に据える方針は、マーケティングを成功に導く上で鍵を握る、とEdison Research社のトム・ウェブスター氏は指摘している(MarketingProfs)。
- 会話術: 1866年に生まれた時代を超えた、タイムリーな約束事は、現在のウェブにも大いに当てはまる(Brain Pickings)。
- ストーリーテリングの分野でオーディオは今後も増え続ける(NY Times Sunday Review)。
- 以下のForbesの2本の記事は、ブランドとインフルエンサーのコラボレーションの隠れた危険とメリットを追求している:
画像提供元: Antana(Flickr)
この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital – 2/26/2014」を翻訳した内容です。