Googleがナレッジパネル内のローカルビジネスのデータを管理するマークアップをテスト中。

先日、”Place Actions“についての記事を掲載しましたが、ローカルビジネス用の構造化データについての話題です。ナレッジパネル内に表示されるデータについての情報をGoogleに送信することができるようになるとのことですが、マークアップを実装すれば100%その通りになる、という訳にはいかないとも考えています。現在は(おそらく)アメリカの限られたユーザーのみを対象としたテスト段階にあるようですが、近いうちにリリースされることが予測されます。– SEO Japan

ローカルビジネス用の新しいマークアップ方式の内容を見てみよう。Googleがローカルビジネスの情報を更新することができるようになるが、現在はテスト段階だ。

Googleは新しい構造化データについての説明ページを追加した。Googleへローカルビジネスのデータを提供することができる、という内容だ。ドキュメントによれば、現在はテスト段階であるが、近いうちに公開することを望んでいるとのことだ。簡単に言えば、あなたのWebページにマークアップを行うことで、ローカルビジネスについての変更を、Googleにより効果的に伝えることができるようになるのだ。Googleとローカルビジネスの両者にとって、コミュニケーションを容易にする変更だ。検索結果内に表示されるローカルのナレッジパネル内のデータをより正確に、よりリアルタイムなものにすることができるだろう。

興味深い点は、Googleが先週MyビジネスのAPIをリリースしたばかりだということだ。これは、ビジネス(企業側)がGoogleへのデータ送信を容易にすることを目的としており、”プログラム的な”方法でローカルビジネスの情報を更新することができるものだ。

今回の変更は、Webサイトに直接マークアップを行うことで、Googleがそのサイトをクロールし、マークアップを発見すれば、そのデータを用いてローカルビジネスのデータを更新するということになる。私は、Myビジネス内のデータも更新されるだろうと考えている。

デベロッパーズサイトに掲載されているドキュメントには、以下の記載がある。

現在、我々は限定されたデータプロバイダーと、この機能をテストしています。近いうちにこの機能を公開し、誰もが利用できるようになることを望んでいます。

Googleがこの機能を公にリリースする時期は未定ではあるが、自身のサイトにマークアップを先んじて行うことはできるだろう。

より詳細な情報は、こちらのドキュメントを参照して欲しい。

今回の情報はRohan Ayyar氏が最初に気づいたものであり、私にTwitterで知らせてくれていた。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Tests Markup For Managing Local Business Data For Knowledge Panel」を翻訳した内容です。

記事内にあるRohan氏のツイートによれば、ロケーションページのガイドラインが、ひっそりとリダイレクトされており、構造化データのドキュメントに飛ばされていたとのことです。”Place Actions”のページが追加された時点で、該当の”Overview”のページも閲覧できていましたが、現在のページとは内容が異なっているようです。日本でもすぐに適用されるかどうかは不明ですが、先んじてマークアップしておけば、リリース後すぐに反映されるかもしれませんね。– SEO Japan

投稿者:

SEO Japan

002年開設、アイオイクスによる日本初のSEOポータル。SEOに関する最新情報記事を多数配信。SEOサービスはもちろん、高機能LPOツール&コンサルティング、次世代SEOに欠かせないインフォグラフィックを活用したコンテンツマーケティング等も提供。 SEOブログながら、ウェブマーケ全般。アドテク、ソーシャル、スタートアップ、インフォグラフィック等。