GoogleのSearch Console(サーチコンソール)が複数サイトのデータをまとめる、プロパティセット機能を実装。

多くのWebマスターから実装のリクエストがあった機能が、Search Consoleに実装されたようです。プロパティセットと名付けられていますが、複数のサイトのデータを1つのレポートで確認することができます。Googleの公式ブログでもアナウンスされていますが、現在は英語でのアナウンスのみのようです。近々、日本語での発表もありそうですね。– SEO Japan

最も望まれていた機能の1つがSearch Consoleに実装された。プロパティセットと呼ばれており、検索アナリティクスのレポートをまとめることができる。

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Search Console内の複数のプロパティをまとめることができるようになったと、Googleがアナウンスした。検索アナリティクスのレポートにて、統合されたデータを手にすることができる。

インプレッション数、クリック数、CTRなどの検索アナリティクスのデータは、プロパティ毎を基準としていることが、この機能が実装された大きな理由だ。そして、HTTPとHTTPS、WWW有りと無し、アプリなどのように、プロパティは個別に追加されており、サイト全体のデータを1つのレポートで見る術がなかったのだ。

Search Consoleのセットを使用することで、そのセットの検索アナリティクスの全データを1つのレポートで見ることができる。

Googleのアナウンスの一部を下記に抜粋する。

モバイルアプリ、モバイルサイト、デスクトップサイト。こうしたサイトの検索におけるビジビリティのまとまったデータをどのように確認していますか?今までは、全てのデータを別々に確認しなければなりませんでした。Search Consoleは”プロパティセット”というコンセプトを導入します。これにより、(アプリとサイトを含む)複数のプロパティを1つのグループにまとめることができ、全体のクリック数やインプレッション数を1つのレポートで確認できます。

セットを作成するには、Search Consoleにログインし、上部右側にある”セットを作成する(create a set)”ボタンをクリックする。すると、下記のダイアログが表示されるため、セット名と追加したいプロパティを選択する。

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セットをまとめると、”プロパティセット”として、オーバービューセクションに表示される。下記に画像を記載しておこう。

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今のところ、この機能は検索アナリティクスのレポートのみをまとめることができる。個々のプロパティのデバッグやより詳細なレポートをまとめたいと思うだろう。しかし、この機能は、多くのWebマスターやパブリッシャーが長い間待ち望んでいた機能であるのだ。

【追記】
Googleのブログにも記載がありますが、ロールアウトには数日かかる見込みのようです。しかし、特定のユーザーや地域に限定したものではなく、全てのユーザーが使用可能とのことです。Googleのジョン・ミュラー氏に質問したところ、そうした返信がありました。下記に、スクリーンショットを記載します。(Search Engine Roundtableによると、Googleのジネブさんは”36時間以内”と発言しているようです。)


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Search Console now lets you group your sites together with property sets」を翻訳した内容です。


記事の下部に記載しましたが、まだ全てのユーザーが使用できるわけではないようです。多くのユーザーが待ち望んできた機能かと思いますが、もう少しで全ユーザーが使用できそうですね。– SEO Japan

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SEO Japan

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