今週のウェブマーケニュースでは、・間近に迫るPebbleの発売 ・世界で一番人気の高いブランドとは ・モバイル検索の未来 ・AmazonとBuzzFeedが重要な人材を確保 ・ポルノとマーケティングの交差点 ・自殺を未然に防ぎたいFacebook ・荒らしを嫌うTwitter ・儲からないYouTube ・コラボレーティブエコノミー界に新顔が登場 ・ポッドキャストのオーディエンスが増加 ・Google アナリティクスの使い方 ・テクノロジーの街等の話題を伝える。
それでは、デジタルマーケティング業界に影響を与える重要なリンクをまとめて紹介していく。
毎週、リーダーの方々が、最新の変化、レポートする価値のあるアイテム、そして、仕事で役に立つ可能性があるコンテンツを把握することが出来るように、テクノロジー、ソーシャルメディア、モバイル、デジタルコミュニケーション、そして、マーケティング業界の現在のイベントとトレンドに関するリンクを集めて、ニュースレターを提供している。ニュースレターを購読することも可能だ。
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インダストリー
- 最新作の発売が間近に迫っている。Kickstarterで控え目にスタートしたスマートウォッチのPebbleは、次回作の発売に向け準備を進めている – 最長で1週間電池が続くPebble Time(199米ドル)が5月に発売される(Fast Company)
- 今年の「世界で人気の高いブランド トップ 50」が発表された。このランクは、無数のネット上の会話に基づいて決められている。上位には、Google、Twitter、Facebook、そして、Appleが名を連ねている(Infegy)
- デジタルに飽きた消費者を顧客に変えることが出来るか否かは、数多の強力なデジタルユーザー体験を提供する取り組みにかかっている。鍵を握るのは、究極のデジタルダーウィニズムだ(McKinsey)
- 関連する話題 — ラスベガスのストリップショーを宣伝するカード配りは、時代遅れになる可能性がある。ストリッパーやポルノスターはSnapchatを使って少額の料金で自分の写真を送っている(New York Times)
プラットフォーム
- Facebookでは様々な情報がシェアされている – Facebookは、ユーザーに関して、恐ろしいほど多くの情報を持っている。しかし、Facebookの主な懸念は安全だ。ユーザーに自殺する危険がある場合、注意を与えることが出来るほどユーザーのことを知り尽くしている(Facebook Safety & TIME)
- ディック・コストロCEOは、Twitterで目立つ荒らし行為や嫌がらせ行為を取り締まると約束した(The Guardian)
- スンダー・ピチャイ上級副社長(プロダクト担当)によると、Googleは、Google+からハングアウトとフォトを切り離そうとしているようだ(The Verge)
- モバイルの最適化は重要だ。Googleは、モバイルフレンドリーかどうかが、サイトのSEOに影響を与えると指摘している。また、インデックスされたアプリの情報は、検索結果に表示されるようになる(Google Webmaster)
- 収益は33%増加しているものの、YouTubeはいまだにGoogleに利益をもたらしていない(Business Insider)
- YouTubeを簡単に、そして、安全に利用するためのYouTube Kids アプリがリリースされた。
- 人気の高いYouTuber、ケイシー・ネイスタットが、YouTubeとSnapchatを比較している(GigaOm)
- 先日、Mediumの共同創設者のエバン・ウィリアムズは、利用を増やし、ユーザー体験を改善するため、変更を加えると発表していた。そして、短く、より結びつきの強いMediumが誕生した。新しいMediumでは、長文形式のコンテンツおよび短文形式のコンテンツが共に受け入れられ、コンテンツを楽に発見することが目標に掲げられている。埋め込み式の編集、タグ、および、ストリーム内のプレビュー機能等の改善が行われている(Medium)
- 詳細は製品の告知ページで確認しておこう(Medium)
コラボレーティブエコノミー
- コラボレーティブエコノミーは、保守派とリベラルの間でも好き嫌いが分かれる領域だ。規制破壊から、政治工作係の採用に至るまで、民主党員と共和党員の双方にとって、同意できる点、そして、同意できない点が数多く存在する(WSJ)
- 車の所有とUberの利用をコスト面で比較する数式を編み出した強者がいる(Medium)
- 長距離のドライブに向かう学生と荷物の宅配を望む個人を結びつけるデリバリーサービスが存在する。それが、Roadieだ。Waffle Houseは店舗を荷物の回収所として提供する提携をRoadieと結んだと発表した。Crowd Companiesの刺激を受けたのかもしれない(WSJ)
- 最新のコラボレーティブプロジェクトを紹介する。それは、車の購入の面倒な点を回避するためのサービス、Roadsterだ。ディーラーは、在庫およびサービスの面で今後も重要な役目を果たすものの、Roadsterは販売員を削減する(The Verge)
コンテンツ
- 記事ベースのコンテンツを作成するプロセスに常に興味を引かれるなら、Contentlyの設立者に教えを乞うべきかもしれない(Copyblogger)
オーディオ
- 待望のEdison Researchによる「Infinite Dial 2015」レポートがいよいよ来週公表される。このレポートでは、先月、12歳以上の約4600万人がポッドキャストを聞いた等のデータが提供される見込みだ。アメリカの人口に換算すると、ポッドキャストのオーディエンスが占める%は、15%から17%に増えたことになる(Edison Research)
指標/計測/ビッグデータ
- 先日、Social Media Examinerは、クリストファー・ペンをポッドキャストに迎え、Google アナリティクスをマーケティングに利用する方法について話し合った(Social Media Examiner)
- 私の経験上、マーケッターは、コンテンツ、そして、自社のデータばかりに気を取られる傾向がある。外部の市場調査やデータにも目を向け、参照情報の枠組みを与え、外から内への見解を思考に加えるべきだ(Mashable)
- マーケティングおよびコミュニケーションにおける重要人物を特定する際は、大きさは関係ない。大事なのはノードだ(SHIFT Communications)
プライバシー/セキュリティ/法律
- 先週、HTTPSテクノロジーを上回るソフトウェア、Superfishが、Lenovoのラップトップで見つかった。今週、イスラエルのソフトウェア会社、KomodiaによるTrojan.Nuraxが14点のアプリに感染し、さらに脅威は広まった(Ars Technica)
- Spotifyはユーザー、そして、ユーザーの習慣を知り尽くしている – この点は、無料の購読者にも、有料の購読者にも当てはまる。同社の幹部によると、Spotifyは「ユーザーが聞いている曲、聞いている場所、そして、聞いている状況に関する大量のデータ」を集めているようだ(Venture Beat)
その他の重要な記事、動画 & オーディオ
- パブリッシングビジネスは、ソーシャルメディアに頼っている。しかし、ソーシャルネットワークがコンテンツの配信に加え、パブリッシングに回るようになったら、この業界はどのような未来を迎えるのだろうか?(re/code)
- 音楽、動画、そして、新聞業界の重鎮をCode Mediaカンファレンスに招いたウォルト・モスバーグは、メディア業界の現状を、混乱していると結論づけた(re/code)
- 物価、人材、事業環境、テクノロジー環境、生活の質の5つの領域を基にしたランキングで、サンフランシスコが1位から陥落し、新たにオースチンが「テクノロジーの街 ベスト 1」に輝いた(WSJ Digits)
- それでも、BuzzFeedは、サンフランシスコオフィスの責任者として、マット・ホナンをWiredから、そして、ジョン・パスコフスキをre/codeから引き抜く取り組みを行っている(Venture Beat)
- 関連する記事 — テクロノロジー系スタートアップはシリコンバレーにいる必要なし(Medium)
この記事は、Scott Montyに掲載された「This Week in Digital February 27th 2015」を翻訳した内容です。
後、YouTubeは2014年の売上は約4000億円だったそうですが、黒字まではとはいえずほぼトントンの状況だそうです(ちなみに2013年は3000億円の売上)。お金ないとできない世界ですね。。。。 — SEO Japan