ディズニーが愉快な1本足跳躍ロボットをお披露目

ピッツバーグにあるDisney Researchの研究者たちは、1本足で飛び跳ねるロボットを作った。現段階では転倒せずに19回跳ねることができる。

Zachary Batts、Joohyung Kim、そしてKatsu Yamaneによるこのプロジェクトは、当初コンピューターシミュレーションとして開始され、ついにハードウェアとして実現された。研究者たちは彼らのシステムを、Marc Raibertのホッピングコントローラを使い、並列線形伸縮アクチュエーター(linear elastic actuator in paralle:またの名をLEAP)で制御している。現在それは転倒せずに、約7秒間ジャンプすることができる。

研究者たちは、一本足ロボットが、より複雑な運動のための最高のテストベッドであることを発見した。「足のあるロボットは有用です、特に有利なのは、水平ではない土地でも行動することができることで、見物客を複雑な動きで楽しませることも可能です(例えば色々な足取りで)」と彼らは書いている。「一本足のロボットは、足のあるシステムとしては最も単純なトポロジーで、跳ねるという足取りに限定されています。一本足跳躍ロボットは、運動制御アルゴリズムに対する最も簡単なテストベッドを提供してくれるだけではなく、安全で堅牢な地表移動を実現するためには高速で、力の要るアクチュエーションを必要とし、多足システムよりも大きな機械的ストレスにアクチュエーターは耐えなければなりません。こうした理由から、一本足跳躍ロボットは、足を使った移動に使用されるアクチュエーターのための理想的なベンチマークを提供します」。

私にはこいつは海賊Q-Bertのように見える、個人的にはこの1本足のロボット君主を歓迎したい。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)

Arduinoが本格的IoTキットを発表、Kickstarterで募集中

a4ea4d26c51eb5897fb42fbb5a9108dc_original

かつてのハードウェアメーカーは、ただのハードウェアハッカーでは彼らの発明品を再現できないだろうという認識のもとで安心していた。ソニーからフィリップス、そしてLGからサムスンに至るまで、家電業界は固く閉ざされていて、そのケースにだれもヒビをいれることができなかった。あの厄介なArduinoキッズがやってくるまでは…。

今では、Arduinoのおかげで誰もがクールなハードウェアを作成できて、あなたのデバイスををインターネットに接続して外界からデータを取り込むことも、これまでになく簡単になっている。ESLOV IoT Invention Kitは、あなたのハードウェア製品にIoTの能力を加えてくれる、Arduinoの公式製品だ。サムスンを出し抜くようなネットワーク接続冷蔵庫を作ろうとしている?ESLOVを使おう。ソニーをその地位から追い落としたい?Arduinoボードの上にESLOVの1つを装着して、有名家電メーカーとの競争をリビングから始めよう。

ESLOVシステムのことは、筋肉強化剤を処方されたMindstormだと考えてみよう。この自称「プラグアンドプレイツールキット」は複数のセンサーと出力を接続し、様々なシステムの構築をさせてくれるのだ。以下の図は可能な組み合わせの一部を示したものだ。すべてはArduinoのオンラインIDEを介して制御されている。

8df83c852dd27b811a5bc7f210de7148_original

システムは様々なセンサと、1つのWi-Fiハブで構成されている。興味深いことに、各センサはArduino UNOにも搭載されているATmega328Pプロセッサで動作している。エントリーレベルの99ドルのキットには、WiFiとモーションハブ、ボタン、ブザー、そしてLEDが含まれている。499ドルのProモデルには、ホールセンサ、OLEDディスプレイ、そしてGPSなどの合計22モジュールが含まれている。とはいえ、中間の249ドルのキットには、始めるために必要なものは全て含まれているように見える。

同社は、Kickstarterで資金調達を試みているが、その予定額は50万ドルに及ぶ。これまでに集まったのは1万5000ドルだが、メイカーコミュニティからのささやかな愛に支えられて、予定は達成できると私は思っている。キットの出荷予定は来年の7月だ。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)