e-Sportsプレイヤー向けのWebサービス「e-mode」を開発するクロスシェアは3月19日、NOWとインキュベイトファンドからシード資金を調達したと発表した。調達額は非公開。
同社が開発するe-modeは、e-Sportsの大会などで採択されるゲームタイトルをプレイする人々が一緒にプレイする仲間を見つけるためのサービスだ。まだ開発中のサービスということもあり、詳細は不明だが、Twitterへの「フレンド募集」と書かれた投稿を利用したり、そのプレイヤーの強さを可視化するという機能が利用できるサービスだという。
クロスシェア代表取締役の荒木稜介氏は、サービス開発の背景について「日本のe-Sports業界が盛り上がるためには、そのタイトルをプレイする一般ゲーマーが、一緒に競い合える仲間を簡単に見つけられる環境を作る必要がある。そうすれば、おのずとプロシーンのレベルも高まる」と話す。
そのため、e-modeではプロ選手/上位ランカーや有名ストリーマーだけでなく、人口の多くを占めるライトゲーマーが気軽に使えるサービスを目指すという。同サービスは2019年4月頃にリリース予定だ。
同社の設立は2018年11月。同社のCEOを務める荒木稜介氏と同COOの佐野奨太氏は共に10代後半の学生起業家だ。