任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

Engadget

任天堂は3日、Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台となり、Wiiの1億163万台を超えたことを発表しました。2017年3月の初代モデル発売から約5年で、1億台を突破したことになります。

2021年第3四半期(10月~12月)でのNintendo Switchファミリー全体の販売台数は、10月に発売した有機ELモデルが各地域で好調な販売を記録したこともあり、1067万台だったとのこと。これはソニーが販売するPS5の390万台を大きく上回るものです。

任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

任天堂

しかしスイッチ全体の販売台数は前年同期よりも7.7%減少し、任天堂は年間予測を前回の2400万台から2300万台へと100万台の下方修正をしています。また1~9月期の売上高は1兆4044億円で、前年同期比の6%減とのことです。任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

かたや10月~12月の自社ソフトウェアセルスルー(消費者向け売上)については、スイッチの発売以来四半期として最大規模だったと述べられています。特に『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(2021年11月発売)は発売から7週間で1170万本以上となり、全体の売上を牽引しているようです。

その一方で、過去9か月の累計では『マリオカート8 デラックス』が796万本(全世界累計で4335万本)「あつまれ どうぶつの森」も499万本(同3762万本)に達しており、旧作が息長く売れ続ける任天堂自社製ソフトのロングテール的な強さが見て取れます。

また久しぶりの2Dメトロイドこと『メトロイド ドレッド』も274万本も売れており、続編やスピンオフ、さらには3Dシリーズ最新作『メトロイドプライム4』(2017年6月に発表、記事執筆時点で未発売)にも何らかの動きが期待できるのかもしれません。

(Source:任天堂1)(2)(PDF)Engadget日本版より転載)

任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

Engadget

任天堂は3日、Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台となり、Wiiの1億163万台を超えたことを発表しました。2017年3月の初代モデル発売から約5年で、1億台を突破したことになります。

2021年第3四半期(10月~12月)でのNintendo Switchファミリー全体の販売台数は、10月に発売した有機ELモデルが各地域で好調な販売を記録したこともあり、1067万台だったとのこと。これはソニーが販売するPS5の390万台を大きく上回るものです。

任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

任天堂

しかしスイッチ全体の販売台数は前年同期よりも7.7%減少し、任天堂は年間予測を前回の2400万台から2300万台へと100万台の下方修正をしています。また1~9月期の売上高は1兆4044億円で、前年同期比の6%減とのことです。任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破任天堂Nintendo Switchの累計販売台数が1億354万台に到達、2017年3月の初代モデル発売から約5年で1億台突破

かたや10月~12月の自社ソフトウェアセルスルー(消費者向け売上)については、スイッチの発売以来四半期として最大規模だったと述べられています。特に『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』(2021年11月発売)は発売から7週間で1170万本以上となり、全体の売上を牽引しているようです。

その一方で、過去9か月の累計では『マリオカート8 デラックス』が796万本(全世界累計で4335万本)「あつまれ どうぶつの森」も499万本(同3762万本)に達しており、旧作が息長く売れ続ける任天堂自社製ソフトのロングテール的な強さが見て取れます。

また久しぶりの2Dメトロイドこと『メトロイド ドレッド』も274万本も売れており、続編やスピンオフ、さらには3Dシリーズ最新作『メトロイドプライム4』(2017年6月に発表、記事執筆時点で未発売)にも何らかの動きが期待できるのかもしれません。

(Source:任天堂1)(2)(PDF)Engadget日本版より転載)

任天堂の新型RCマリオカートがすごく楽しそう

こんな年じゃなければ、任天堂はマリオカートライブホームサーキットのデモをライブで開催していたはずだ。ラボやリングフィットアドベンチャーの時のように、イベントスペースを貸し切って厳選した報道関係者を招待し、ゲームを実際に体験できるはずだった。しかし、2020年の今年はそんなやり方はしない。

ほかの誰かがプレイするRCゲームをテレビ会議ソフトウェア越しに見ることは決して理想的とは言えない。しかし、今は何にもまして大変な時期なのだ。それはさておき、任天堂は今回作ってきた製品は一番理想的な環境でなくてもうまくいくと証明をすることになるだろう。確かに、自分のSwitchで実際にゲームをやらないうちにちゃんとしたレビューをするのには抵抗があるが、マリオカートライブのデモが本当にすごいことは自信をもって言える。

Image Credits: Nintendo

最近発売されたマリオレゴのセットと同様、今の子供が羨ましく思えるようなおもちゃだ。正直に言うと私はがっかりもした。というのもコースが作れるような広いスペースが家にはないからだ。買い手市場らしいので、こうなったら家を買いに行こうかとも思う。いずれにせよ、マリオとリアルのRCカーの組み合わせはすぐに思い付くようなことではあるが、その出来栄えはすばらしい。

このゲームで任天堂は、違和感のない巧みな方法で拡張現実も実現している。これまでも同社のARはあった。ポケモンGOが有名だろう。だがこれは公平な立場で言うとNiantic(ナイアンティック)社によるところが大きく、多くの人が得意げに指摘しているように本当のARではない。ポケモンGOもそうだが、任天堂は他社と密接に連携してきた。今回は、ニューヨーク州を拠点とするVelan Studios(ベラン・スタジオ)が相手だ。Guha Bala(グーハ・バラ)氏とKarthik Bala(カーシック・バラ)氏の兄弟が設立した。彼らはオールバニを拠点とするゲーム開発会社で、現在はActivision(アクティビジョン)社が所有しているVicarious Visions(バイカリアス・ビジョンズ)の創設者でもある。

このスタートアップ企業のブログに次のようにある。「ベランの少人数のチームから実験として始まりました。たくさんの試作品と同様、目標は”楽しいことを見つける”ことでした。RCカーにドローン部品、カメラ、センサーを組み込んで、ほかにはない三人称視点でドライブを楽しめるものを作ろうとしました。すばらしいスピード感で、まったく違う視点で世界を見ることができました」。

Image Credits: Nintendo

マリオカートライブで実現された両者の相乗効果は完璧で、Switchを活用することですべてが生き生きとしたものになる。これは任天堂がラボやリングフィットですでにやってのけていることと同じだ。もちろん、ゲームで体感できるマジックのほとんどはレーシングカーによるところが大きい。現在のキャラはマリオとルイージのみ(その他のキャラについては今のところ何の発表もない)で、車にはSwitchでFPVを実現するためのカメラと必要なすべてのセンサーが搭載されている。

任天堂はオンボードセンサーやハードウェアに関する質問に答えなかったが、デプスセンシングの果たす役割が大きいと思われる。箱から出してキャリブレーションする必要はない。すぐにスタートさせて周囲を走らせることができる。4つのゲートを組み立てて周回コースを設置し、カートを走らせればコースが完成する。任天堂のグラフィックはすばらしく、ジュゲムがペンキのバケツを落とすとキャラが走り出し、タイヤの軌跡が描かれる。

Image Credits: Nintendo

ゲーム内で起こっていることも巧みに連動する。速度やステアリングにちゃんと影響するのだ。最高速度も50~200 ccのクラスから選べる。ARを取り除いたデモでは、ゲーム内のエレメントが実際のカート速度にどのように影響しているのかがわかる。その他のエレメント、例えば、たまに突如発生する砂嵐ではカートがドリフトして横滑りする。また、カートがテーブルの脚にぶつかるとゲーム内でも同じようになる。マリオカートでおなじみのコインもゲットできる。

カートに関してだが、任天堂によるとカートはきわめて頑丈で、ぶつかっても大丈夫なようにバンパーが付いているそうだ。最高速度で走っていても何ら損傷しないはずだという。そうは言っているが、例えば、カートがぶつかって棚から重い本が落ちてきたらやはり損傷するかもしれない。任天堂はカートの修理には対応するが、特に保証は提供しないという。

Image Credits: Nintendo

レースは最大4人で対戦できる。プレイするにはそれぞれにカートが必要だ。実際、ゲームは任天堂ストアから無料でダウンロードできるがカートがなければ何もできない。カートを準備するまではゲームの予告映像を見るしかない。今のところゲーム内の対戦相手はクッパたちだけだ。

Image Credits: Nintendo

カートもそうだが、任天堂はおそらく、いや確実に追加のキャラをこれから出してくるはずだ。スマッシュブラザーズのようにたくさんのキャラの登場を期待したい。また、マリオメーカーのように、キャラも車もカスタマイズしてゲーム内のFPV ARオーバーレイで楽しむこともできる(他のプレーヤーには見えないが)。

マリオカートライブホームサーキットは10月16日発売、価格は9980円(税別)である。プレイするにはSwitch、またはSwitch Liteのいずれかが必要になる。

関連記事:イマジニアがNintendo Switch用ボクシングエクササイズ最新作「Fit Boxing 2」を12月3日発売

カテゴリー:ゲーム / eSports

タグ:任天堂 マリオカート

[原文へ]

(翻訳:Dragonfly)