ショートビデオアプリのMusical.lyとTikTokの合併からわずか1ヵ月後、そのアプリが新しいソーシャル機能を導入した。ユーザーが視聴しているビデオに対して、リアクションを投稿できるようにしたのだ。
テキストコメントの代わりに加わったこれらのリアクションは、基本的に視聴しているビデオクリップの上にスーパーインポーズされる動画形式になる。リアクションビデオというアイデアは、YouTubeにある程度馴染んだ人にはお馴染みだろう、だがTikTokはこのコンセプトを、とてもシームレスなやり方で組み込んでいる。
リアクションを投稿するには、対象の動画の右下の方にある共有メニューの中の「リアクション」を選択するだけだ。するとアプリが対象クリップを再生すると共に、新しい映像と音の記録を行わせてくれる。画面上のどこにリアクション動画が現れるかを決めることもできる。
もしTikTokを聞いたことがないというなら、それはおそらくこのアプリがこの8月初めに、米国で始まったばかりだからだろう。しかしこのアプリは既に中国では数年にわたって使われている。
2017年には、TikTokやToutiaというニュースアグリゲーターを経営する中国の会社Bytedanceが、Musical.lyを約10億ドルで買収した 。最終的に2つのアプリケーションが統合され、その視聴者と機能が組み合わされた。 Musical.lyユーザーは、既存の動画と設定と共に移動させられた。
同社によると、リアクションは、Google PlayとApple App Storeを介して数日中にアップデートされるだろうということだ。
(日本版:日本のApp StoreのiOS版は、翻訳時点(9月4日22時)で既にビデオリアクションが投稿可能になっている)。
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(翻訳:sako)