米国連邦航空局がドローン向け遠隔識別テクノロジーを提案

米国連邦航空局(FAA)は今週、米国内におけるドローンの遠隔識別に関する規則案を発表した。(その言葉に従えば)「この安全なドローン統合のための次のエキサイティングなステップ」は、現在政府機関に登録 されている約150万台のドローンを識別する、一種のナンバープレートのようなものを提供することを目的としている。

この文書は 連邦官報サイトから、60日間のコメント期間の一部として、一種のドラフト形式で入手可能だ。FAAはこの先2ヶ月かけて、ドローンのオペレーター、愛好家、および広く航空安全専門家たちからのフィードバックを求める。

「ドローンは、わが国で最も急速に成長している輸送セグメントで、わが国の空域に安全に統合されることが極めて重要です」と、運輸長官イーレン・チャオ(Elaine Chao、趙小蘭)氏は声明で述べている。明らかにこの規則は、空港やスタジアムなどの高リスク地域で進行する、安全性の懸念に対処するだけではなく、これまで以上に混み合う空の状況に対処するものだ。ホビーストと、UPSやAmazonのような商業利用との間に、今後さらに多くの問題が出現することを想像することは容易だ。

ドラフトより:これは、無人の交通管理エコシステムにおける重要な構成要素である。たとえば、米国の空域内で飛行しているUAS(unmanned aircraft systems、無人航空機)を識別して位置を特定する機能は、他の有人および無人の航空機に追加の状況認識を提供する。これは、すべてのクラスの空域でのUAS運用の数が増えるにつれて、さらに重要になる。さらに、UASを識別して位置を特定する機能は、法執行機関および公共の安全の確保を担当するその他の公的機関に重要な情報を提供する。

DJIは、この提案を「現在レビュー中」であると表明しているが、このドローンの巨人は、問題のあるエリアに近づきすぎているパイロットに対応するために、約2年前には独自のAeroScope遠隔識別IDテクノロジーを実装していると述べている。

「DJIは、安全性、セキュリティ、および説明責任を当局に提供するためのリモート識別システムを、ずっと提唱してきました」と、副社長のブレンダン・シューマン(Brendan Schulman)氏はあるリリースで語っている。「私たちは、FAAの提案を検討するにあたり、2017年にFAAの航空規則作成委員会(Aviation Rulemaking Committee)によって承認された『無人機の負担とコストが最小化されない場合にはリモート識別は成功しない』という原則に従います」。

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(翻訳:sako)