Appleは、WWDCで予告したiBooksの改訂版を再度披露した(噂はここしばらく出回っていた)。Apple Booksはこの秋iOSに登場する。この「Bookアプリ最大のデザイン変更」には最新の洗練されたUIのほか表紙デザインにこれまで以上の力を入れている。
iBooksと同じく、アプリには解説欄がある。これは同社がApple NewsやApple Storeなどのサービスでやっていることと似て、人間のライターがおすすめ書籍を選ぶ。オーディオブックにも専用のタブが用意され前よりも目立っている。
新しい “Reading Now” タブは、その名の通りユーザーが現在読んでいる(聴いている)箇所にジャンプできる。Want to Readと呼ばれるウィッシュリストやユーザーの読書傾向に基づいたおすすめもある。画面下にはBook StoreやLibraryのタグが並んでいる。
新バージョンはiTunesとの決別が意識されている。さまざまなマルチメディアサービスがここ数年の間にiTunesから分離されている。アプリはKindleに対する明確な挑戦でもある。Amazonは長年デジタル書籍のリーダーの座にあり、2008年にAudibleを買収して以来オーディオブックでも大きな位置を占めている。
アプリの新バージョンはこの秋公開予定で、Book Storeコンテンツは51カ国で提供される。macOSバージョンも名前をApple Booksに変えて整合性を保つ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )