Bitcoinを他の通貨と両替できるキオスクマシン、RoboCoinが、予約受付を開始し「2013年秋」に出荷される。あなたが近所のBitcoin銀行になろうと決める前に言っておくと、機械の価格は2万ドル(早割1万8500ドル)で、現在はBTCと米ドルのみ両替できる。
実質的にこのデバイスは、生体認証式タイムロックとプライバシー保護タッチスクリーン付のATMライクな機械の強化版だ。現金の入出金が可能(「国際通貨対応」)で、Wi-Fiおよび3Gを塔載している。
ブログ記事によると、開発チームはこれでBitcoinの購入、販売の方法を変える準備が整ったと言っている。
「RoboCoinはビジネスオーナーにとって有力な投資対象である。これを使えば、取引金額に応じた手数料が得られ、Bitcoinの忠誠度の高い顧客ベースを呼び込めるだけでなく、Bitcoin初心者のためにかつて類をみない使いやすさを提供する。さらに、Robocoinが市場に出回るとど、Bitcoinの流動性と利用が増し、このデジタル通貨の値値、認知度、および正当性を高める圧力になる」」と彼らは書いている。
Robocoinが最初に発表されたのは、サンノゼのBitcoinカンファレンスで、直接のライバルには、Lamassu Bitcoin VenturesのBitcoin ATMがある。Robocoinは、Mt. GoxあるいはBitstampというBitcoin両替サービスと直接接続して、その場での支払いを可能にしている。
リアルな、実際に使えるATMの存在は、Bitcoin市場に多大なエネルギーを注入するだろう。これらの機器は高価に違いないが(安価なATMは、3000ドル程度からある)、重要なのは箱ではなくバックエンドだ。例えば、ハッカーのカンファレンスに1台持ち込めば、大量に利用されてBitcoin全般の地位を向上できるだろう。BTCから他の通貨への両替が当たり前になれば、暗号通貨にとって戦いのチャンスは益々大きくなる。
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(翻訳:Nob Takahashi)