Sonos(ソノス)は今月末に、何らかの新製品を発表するイベントを開催することになっている。しかし、そのイベントのハイライトだと思われるものが、リークによって暴露されてしまった。Bluetoothスピーカーの新製品だ。ポータブルとしても使えるよう、バッテリーも内蔵している。
そのスピーカーについて最初にリークされたのは、今月初めだった。デイブ・ザッツ(Dave Zatz)氏が、いかにも公式っぽく見える写真を公開したのに加え、The Vergeは、BluetoothとWi-Fiモードを切り替えるためのトグルスイッチ、充電用のUSB-Cポートなどの写真や、だいたいの寸法を示す数字をレポートした。それによると、現在のSonos Oneよりも、若干大きめとなるようだ。
そして、WinFutureからの新たなリークにより、公式っぽく見える別の写真も公開されている。充電用のスタンドともなるドックと思われるものに接続した写真も含まれる。そのサイトは、新しいスピーカーはSonos Moveという名前になるだろうとも表明している。あちこち持ち運んで使っても、すべての機能を維持できるポータブル型であることを考えると、十分うなずける話だ。
これまでのリークによって明らかになったことをまとめると、以下のようになる。
- Wi-Fi(他のSonosスピーカーと同様、Sonosネットワークで動作する)またはBluetooth(デバイスとの直接ペアリングが可能)経由でストリーミング再生が可能。Bluetooth LEによってセットアップも容易
- 電源用のUSB-Cポートと通信用のイーサネットポートを備える
- Sonos Oneにも似たデザインだが、角はより丸まっていて、幅は広く、背も高い(内蔵バッテリーの容積確保のためか)
- 背面にハンドルを内蔵して持ち運びがしやすい
- ドッキングして充電するため底部に電極がある(USB-C接続でも充電可)
- AlexaとGoogle Assistantをサポートしマイクも内蔵(Bluetoothモードではどちらも利用不可)
- AirPlay 2もサポート
- 内蔵マイクを利用してユーザーの居場所に合わせたスピーカー音声の自動調整を実現するAuto Trueplay機能をサポート
公式には、発売時期や価格などは、まだ何も発表されていない。しかし、8月末に公式発表があれば、この秋ごろには市場に登場することが期待できそうだ。
画像クレジット:WinFuture
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(翻訳:Fumihiko Shibata)