アマチュアでも正確な切削ができるコンピュータービジョンによるCNCマシンShaper Origin

誰もが副業(副収入源)を持つ時代になりつつあるようだが、ここでご紹介するShaper Originがあれば、誰もが余暇時間にクールなガジェットを作り、売っていくことができる。このハンドヘルドなCNCマシンでFalcon 9ロケットをホームメイドすることは無理でも、Etsyで飛ぶように売れる小物類なら、何でも作れるだろう。

CNCマシンというものは昔からあるが、従来のそれは工場などでプロが使う高価な大型機械だった。しかしShaperのOriginは、複雑なコンピュータービジョン〔視覚のコンピューター化〕の能力があるので、プロでない人でも容易に使える。Originでは、細部に苦労する必要がない。プロの目や手が持つ精度を、機械自身が持っているからだ。

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作業台には、特殊なテープが様々な間隔で貼ってある(上図)。カメラがそれを座標系として捉え、ソフトウェアが、求めるカットのAR表現を作ってスクリーンに映し出す。Originによるカット作業は、ドットをつないでいくゲーム並に易しい。マシンを両手で持ち、描かれたルートに沿って移動させる。動きの不正確さは刃自身が補正し、コーナー(角)もきれい切る。

使える素材は、木、カーボン繊維、ビニルなどだ。デザインをクラウドへドラッグ&ドロップすると、数分後にデバイスは使える状態になる。今なら誰もがこの未来的なデバイスを1500ドル弱で買える。今後の平常時小売価格は、2099ドルになる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

2000ドルのホビースト向け精密CNCマシン、Carveyを解剖する〔ビデオ〕

Carveyはホーム・ユーザー向けのロボットCNC工作機械だ。高速で回転する工具が金属、プラスティック、木材の表面を精密に加工する。

外観は3Dプリンターに似ているが、3Dプリンターではない。平面加工マシンという意味でむしろその正反対だ。Carveyは金属ブロックなどの素材をデザインの通りに削っていくことができる。デザイナー、メーカーにとって理想的なツールといえるだろう。Carveyの設定や操作には特別な知識はほとんど必要ない。2000ドルという価格はGlowforgeにほぼ匹敵する。こちらはレーザー・テクノロジーを利用して物体の表面にエッチングなどの加工をする機能がある。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+