アップルが天気アプリDark Skyを買収、Android版は7月で終了

人気の天気アプリDark SkyがApple(アップル)に買収された。Dark Skyがブログで明らかにした。

iOSのユーザーにはただちに影響はないが、Androidユーザーにとってはそうはいかないようだ。同社はAndroid版サービスを数カ月以内に終了させるとしている。

Dark Skyの投稿から

AndroidとWear OSアプリ:

アプリはダウンロードできなくなる。既存ユーザーや購読者へのサービスは2020年7月1日までで、その日をもって終了となる。その時点でアクティブな購読者には返金される。

同社はまた、Dark SkyのAPI新規登録も今後受け付けない。APIではデベロッパーが「天気予報と過去の天気データ」のDark Skyデータベースを利用できる。同社はAPIを2021年末まで展開するとしているが、その後どうなるかは不明だ。

Dark Skyは郵便番号エリアに基づくおおよその位置ではなく、ユーザーの正確な位置に基づいたレポートとともに「ハイパーローカル」な天気にフォーカスした最初のアプリの1つで、その後似たようなものが続いた。天気が地域によってかなり異なるサンフランシスコのような場所ではマストのアプリだ。

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(翻訳:Mizoguchi

Webだけでここまでやれる, 思わず息をのむForecastの美麗さ

ぼくがいちばん最近、“うわぁ! このWebアプリはものすごきれー!”と言ったのはいつか、おぼえている人いる? ぼく自身は、おぼえていないんだ。

今朝(米国時間3/26)Forecastを見たときは、思わずそう言ってしまったけど、それの前が思い出せない。

“なんだよ。TechCrunchが天気予報アプリのことを書くなんて。もう明日(あした)から見ないぞ”、なんて言う前にちょっと待った。Forecastはたしかに天気予報アプリだけど、ほんとに、ほんとに、ほんとにきれーな天気予報アプリなんだ。

これを作ったのは、Dark Skyを作った人たちだ。Dark Skyは、Webじゃなくてネイティブの天気予報アプリとしては、これまたいちばんきれーな部類だ。一方Forecastは、Webアプリケーションでも頑張ればここまでやれる、という見本のような作品だ(モバイルと大画面の両方で)。スクリプトの上手な使い方、しっかりとしたデザイン、その最高のお手本だろう(開発の経緯についてはここに述べられている)。

まず、ご自分のコンピュータのブラウザで見てみよう。クリックしてナビゲートしてみよう。地球の下にある小さな[Play]ボタンを押してみよう。ピンをドラッグしてみよう。Time Machineに乗って、過去の気象データを見てみよう。誰が見ても、圧倒されると思う。

今度はAndroid携帯やiPhoneで見てみよう。スライド式の引き出しが、すばらしい。同じくスライド式のナビゲーションバーも、良くできてる。ここまで見て圧倒されなかった人は、Webで何かを作る苦労を経験してない人だ。それとも、自分の現状に完全に満足している人。

ちょっと感動しすぎかな、とも思ったけど、でもTwitterの上でぼくがフォローしているデベロッパの人たち全員が、この2時間ぐらい、Forecastをほめちぎっている。ふだん口の悪いHacker Newsの連中にも、ネガティブなコメントは一つもない。モバイルでは、そのWebアプリをホーム画面に載せないと使えないのは、ちょっとわずらわしいけど、天気予報アプリはいざ必要なときにすぐ見つかってすぐ立ち上がってほしいものだから、ホーム画面の義務化は、まあ許せるかな。

しかも、毎日一日中、仕事でWebアプリケーションばかり見ている人も、感動している。それはぼくの友だちのLisa Brewsterだけど、彼女は今は亡きPalmでWebアプリのデザイナーだったが、今ではMozillaから今度出るFirefox OSのためにWebアプリケーションとWebアプリケーションのスタンダードのための仕事をしている:

バーが、新しい高さにセットされたね。ぼくのホーム画面にようこそ、Forecastくん。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))