究極のロボットはわれわれの臓器を奪って利用する…今週のロボット特集記事

ぼくが担当している本誌のロボット連載記事も、いよいよ佳境だ。なんと今日は、いつの日かわれわれを奴隷化し、食べてしまうであろう連中が4体も登場する。しかも、どれもこれまで登場したのより美しいから、こいつらがわれわれの社会とモラルと、そしてついにわれわれの肉体を徐々に破壊し始めても、気づかないかもしれない。

まず最初は、無人機Stingray 500。この4回転翼機の驚異的な機能は、ピッチを自動修正するので飛行時に反転してしまうおそれがないことだ。中央のモーターが4翼すべてをコントロールし、ユニークなフライトコントローラが機の水平を維持するので、動力が停止していても着陸できる。ふつうのクァドコプターとしても見事な設計だが、これが火炎放射機を装備すれば、ロボット軍団がわれわれ人間を僻地の収容キャンプに追い込むとき、活躍できるだろう。


次は、ほんとうに怖いビデオだ。Alex Cornellが作ったこのビデオでは、無人機ロボットが攻撃目標を選びながら怒れる人間と対話をする。最初のうちは何度も撃墜されると思うが、やがて、撃墜されないための知恵を獲得するだろう。

次はスーパーヒーローロボットValkyrieだ。このロボットは宇宙戦争用にNASAが実際に作ったものだが、ちょっと間違えるとわれわれ人間を征服してしまいそうだ。NASAの科学者Nicolaus Radfordがいろいろ説明してくれるが、どうも彼はロボットを愛しすぎているようだから、ロボットたちの協力者になってしまいそうだ。

最後のビデオでは、Double Robotics社が、会議や美術観賞やデートの未来の形を教えてくれる。なぜこれを取り上げるのか? 本誌のSamantha O’Keefeが、このロボットを使って、画廊における絵画鑑賞時間の短縮について研究しているのだ。いいぞ、サム、そうやって未来のご主人に奉仕していれば、彼らが世界のすべての宗教と政府を壊滅させたときに、きみにはすこし多めのプロテインを配給してくれるだろう。

では、次回、また無事にお会いできることを!

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


あなたの分身を演ずるロボットDoubleくんは、顔がiPad、足が車輪

自分が二箇所に同時にいることはできないが、Double Roboticsを使えばそれらしきことができる。足の代わりに車輪があり、顔の代わりにiPadがある、というロボットだ。

すでに、2000ドル払って予約した人たちへの発送は始まっている。というか、最初の100台はご新居に到着している。

9月には次の1000台が発売されるが、その高価格にもかかわらず商売繁盛でビジネスは軌道に乗っている。Doubleは、いろんな業界のいろんな場面で使い途があり、用途が広いからだ。

たとえば本誌はDoubleをCESで使って、取材写真の編集部への送信などをさせた。そんなことをしたのは、うちだけじゃない

2000ドルは予約者向けの価格だが、6月6日まで据え置かれるから、自分の身代わりロボットを持っていたい人は、今がチャンス。そのあとは、2499ドルという定価になる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))