Essential Phoneが360度ライブビデオを簡単にFacebookへストリーミングできるようになった

Essential Phoneとその360度カメラのオーナーは、カメラソフトのアップデートにより、今撮っている360度ビデオを、ライブでブロードキャストできることになった。そのほかのソフトウェアは不要で、なにしろEssential Phone本体に360度カメラを取り付けるだけで、撮影中の動画を送信できるようになる。

前と同じく、カメラを取り付けるとカメラアプリが360度モードで起動し、”Liv”ボタンをタップするとユーザーのFacebookアカウントにログインして、動画はそのアカウントへポストされる。そして二度目からは、画面を左へスワイプするだけで、360度ライブ動画のFacebookアカウントへの投稿が始まる。

さらに、Facebookの共有オプション“Only me, Friends, Friends of Friend, Public”(自分だけ、友だち、友だちの友だち、一般公開)のどれかを指定して、ブロードキャストの範囲を選べる。最初に、これから送る動画の説明文を送信することもできる。今後の動画送信には、Facebookの認証過程は要らない。

Essentialは、360度カメラの将来性にすごく自信を持っているようだ。本体への独特な接続方式をはじめ、360度カメラが最初から標準アクセサリになっていることについてチームに聞いたら、360度カメラの大衆化で先行することによって、今後のスマートフォン市場で優位に立ちたい、ということだ。今回のソフトウェアのアップデートで、360度ビデオを撮るだけでなく、それをライブでストリーミングすることも容易になった。はたして、消費者の反応はどうだろうか。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

アンディ・ルービン氏のEssential Phoneは1週間以内に出荷開始。予約者へメールが届く

eng-logo-2015「Androidの父」として知られているアンディ・ルービン氏が、Google退社後に設立した企業 Essential。そのEssentialが5月末に発表したハイエンドスマートフォン Essential Phone(PH-1)が、一週間以内に発送されると予約者に対してメールを送信しています。

Androidの父が新スマホEssential PH-1発表。チタン&セラミックに狭額フル画面、拡張モジュール対応のハイエンド

このEssential Phone、発表直後には一か月以内に出荷予定とされていましたが、ようやく出荷の準備が整ったようです。ただし、今回出荷される本体色はBlack Moonのみ。
9to5Googleによると、予約を受け付けていたもう1つのカラーPure Whiteはさらに数週間かかるようで、こちらの予約者にはBlack Moonへの交換も可能と案内されています。

また、同時に特別価格で予約を受け付けていたオプションの360度カメラは今回含まれておらず、準備ができ次第あらためて連絡するとしています。

PH-1はルービン氏設立の企業からという点やその外観やなどから、発表時には大いに注目されたものの、7月上旬には幹部役員の退職が相次いて報じられるなど不穏なニュースも流れていました。

その反面、AmazonのAlexa Fundや中国Tencentから3億ドルの資金を調達、先日には製品出荷前にも関わらず企業価値として約12億ドルの評価を受けるなどのニュースも出ています。

実際の評価は端末次第ではありますが、その端末の情報も公式発表からは特にリークや噂なども出てきておらず、実際に手にしてみないと何とも言えないという状況です。

そのEssential Phoneの価格は$699(約7万7,000円)。公式サイトで販売されるほか、米キャリアではSprintが独占販売を行います。

また、以前にFinancial Timesが報じた内容によれば、日本、英国、欧州での販売も予定されているとのこと。ただし、米国外のキャリアでの取り扱いについてはしばらく後となり、年末に発表を行うとしています。
Engadget 日本版からの転載。