Macのユーザーなら誰でもGarageBandやiMovieを無料で使えるが、プロ用のアプリケーションはちょっとお高い。とくに学生には。そこでAppleは、プロ用アプリケーション5本をまとめたアプリケーション・バンドルを199ドルでリリースした。対象は、学生と教育関係者のみだ。
その5つの中には、Appleのいちばん重要なプロ用アプリケーションFinal Cut Pro XとLogic Pro Xが含まれている。この2つがあれば、ムービーとオーディオの編集なら何でもできる。そしてMotion 5とCompressor 4とMainStage 3も、このバンドルに含まれる。
Final CutとLogicはそれぞれ299ドルと199ドルだから、どちらか一つだけ買いたい人も、学生や教師ならこのバンドルを買うべきだ。App Storeのコードをもらうと、買う資格が得られる。大学の学生・教師職だけでなく、小中高専修校などでもよい。
もちろん若い人がそうやってAppleのソフトウェアを使い慣れて、Macを買ってくれることはAppleにとって良いことだ。Adobeは今やほとんどのアプリケーションを会費制で売っているが、これも、いきなり何百ドルも払わなくて済む良い方法だ。そしてAppleの対抗策が、このバンドル方式だ。