AIによる食事内容追跡のFoodvisorが約5億円を調達

フランスを拠点とするスタートアップのFoodvisorは、アプリの200万ダウンロードを達成した後、資金調達ラウンドで450万ドル(約4億9000万円)を獲得した。Agrinnovationがラウンドをリードしており、またさまざまなビジネスエンジェルも参加している。

Foodvisorについては先月にも記事で取り上げているが、簡単にいえばこのスタートアップは、ディープラーニングによる画像認識を利用し、ユーザーが何を食べようとしているかを検出する。そして食品の種類を検知し、また各品目の重さを推定することも可能だ。

同社は、カメラのオートフォーカスに関するデータを利用し、皿とスマートフォンとの間の距離を計算する。そして、プレート内の食品の面積を算出する。記録する前に手動での情報の修正もできる。米国時間11月28日の資金調達ラウンドで、このスタートアップはアプリを改善し、さらに15人を雇用する計画だ。アプリは最近米国でローンチされ、同社はこれをいい機会だと捉えている。


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(翻訳:塚本直樹Twitter

ディープラーニングでユーザーの食事を記録管理するFoodvisor

Foodvisor(フードバイザー)は、食事の内容を記録して減量、食事療法、健康増進に役立てるモバイルアプリを開発したスタートアップ。食べる前に食事の写真を撮ってデータとして保存する。

「2018年にフランスでアプリをリリースする前に、2年余りを研究開発に費やした」と共同創業者でCMOのAurore Tran(オロール・トラン)氏は言う。Foodvisorはこれまでに140万ユーロ(約1億6000万円)を調達した

同社は画像認識とディープラーニングであなたが食べるものを把握する。食品の種類を見分けるだけでなく重さも推定する。具体的には、カメラのオートフォーカスデータを利用して食べ物と携帯電話の距離を測る。次に、各食品の面積を計算し、種類に応じて重さを推定する。

Foodvisorで何か問題が発生した場合は、食事を記録する前に手動で修正できる。栄養管理は手間がかかるため諦める人が多いが、 同社のテクノロジーがデータ入力をスムーズにしてくれる。データを入力すると、カロリー、タンパク質、炭水化物、脂肪、食物繊維など、食事で摂った栄養の分析結果が表示される。目標を設定し、アクティビティを記録し、毎日の進捗を管理できる。

アプリダウンロード数はすでに180万回に達した。iOSおよびAndroidで利用可能だ。フランス語、英語、ドイツ語、スペイン語版がある。「プロダクトを改良し、データベースを充実させて、米国市場で受け入れられるようにした」とトラン氏は語る。

月額5〜10ドルのプレミアムプランがある。主な特徴は、より豊富な分析やダイエット計画に加え、アプリから登録した栄養士と直接チャットできること。AIが人間の栄養士に完全に取って代わることまではできないようだ。

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(翻訳:Mizoguchi)