Samsungの2インチ曲面スマートウォッチ、Gear Sをテストした〔ビデオあり〕

今日(米国時間9/3)、Samsungが先週発表した 曲面ディスプレイのスマートウォッチをテストすることができたので報告したい。Samsung Gear Sには他のスマートウォッチと大きく違う2つの特長がある。そのひとつは2インチ、AMOLED液晶の曲面ディスプレイで、もうひとつは3G無線接続により、母艦となるスマートフォンなしに単独で利用できる点だ。

曲面ディスプレイの解像度は260×480ピクセルで、GPSセンサー、加速度計、ジャイロ、紫外線センサー、気圧計、心拍計が内蔵されている。ストレージは4GB、メインメモリは512MB、プロセッサはデュアルコア、1.0 GHz、OSはSamsungが新たに採用したTizenだ。

ユーザーはメール、メッセージをやりとりし、地図でナビを利用できる他に、Samsung CircleのBluetooth接続のヘッドセットを介して音声通話も可能だ。

私の第一印象は「おや、なんてばかでかくて無骨なんだろう!」というものだった。しかし手の大きい男性ユーザーならそれほど気にならないかもしれない。曲面ディスプレイは人目も引くが、ちゃんと役に立つ。

Gear Sは独自の3G無線機能があるので、ユーザーはテキストを入力するためにキーボードが必要だ。しかしGear Sのwever, the QWERTYキーボードと予測変換はかなり慣れがいる。私の10分間のテスト時間ではうまく入力できるようにならなかった。しかしS Voice音声入力機能を備えているので、この点はそれほど問題にならないかもしれない。

全体としてGear Sはなかなか興味あるウェアラブル・デバイスだ。問題は価格だが、10月には出荷されるということなので、それまでには判明するだろう。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+