Glympseは運転に集中しているままで位置を家族などと共有できるアプリだ

Glympseはいちばん初期のスマートフォン用位置サービスのひとつだったが、地味にユーティリティに徹したためhype cycleとは無縁だった。しかし今日同社は、ドライバーたちが容易に位置を共有できるAndroidアプリで復帰してきた。そのGlympse for Autosを使うと、ドライバーがよそ見をせずに家族と位置を共有できる。

ドライバーがやるべきことは、まずアプリを立ち上げ、誰と位置を共有するのかを指定し、タイマーをセット、そして運転を開始する。アプリはバックグラウンドで動き、相手はそのアプリをインストールしてなくても、ドライバーが今どこを走ってるか分かる。

同社の今日の発表によると、このサービスは大手自動車メーカー10社のダッシュボードにも組み込まれた。それらは、メルセデス、BMV、フォード、Volvo、Jaguar Land Roverなどだ。最近パートナーになったプジョーとフォルクスワーゲンは、MirrorLinkインタフェイスを使ってGlympseを車載化している。

Glympseの協同ファウンダでCEOのBryan Trusselは、次のように述べている: “Glympse for AutosをMirrorLinkで統合したことにより、インターネットに接続された車載アプリの標準形を提示できたと思う。それは、シンプルで、使いやすくて、運転者への配慮に富んでいることだ”。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa


位置共有アプリGlympseがユーザ数1000万に達し英語以外(日本語など)にも対応

【抄訳】

Glympseは、ユーザが自分の現在位置と移動経路を地図上に表示できるアプリだが、今日(米国時間8/16)は英語以外の言語への対応を発表した。それらは、中国語とドイツ語と日本語とスペイン語で、近い将来、フランス語とイタリア語と韓国語とブラジルポルトガル語もサポートされるという。

同じく今日同社は、アクティブユーザ数が1000万に達し、それは対応プラットホームをできるかぎり広げてきた結果である、と発表した。このアプリは、iOSとAndroidだけでなく、Windows PhoneバージョンもBlackBerryバージョンもあり、車載アプリはFord用、Mercedes Benz用、BMW用、Mini用と揃えている。また5月にはAPIを公開して、今後多くのデベロッパの関与をねらっている。

ただし、今日発表の多言語化は、当面iOSとAndroidのみ、ということだ。

今すでにユーザの40%は合衆国以外だから、今後さらに伸びようとしたら多言語対応は同社にとって必須だ。とくにモバイルの地図アプリは需要が大きく、だからこそAppleは独自のより強力な地図サービスの開発に力を入れ、Googleは10億ドルを超える買収を行い、Nokiaもハンドセットビジネスにおける重要な差別化要因として独自のドライバー地図に力を入れている。

Glympseの多言語化は、協同ファウンダでCEOのBryan Trusselに数か月前スペインで会ったとき、すでに話題になった。彼は、ユーザのリクエストがとても多いからそのうちやる、と言っていた。“今実装努力に勤しんでいる広範な多言語対応が実現すれば、数百万のユーザが自国語でGlympseを使えるようになる”、と彼は今日の声明で述べている。

言語の指定は、デフォルトではデバイスの設定言語になるが、アプリ独自の指定もできる。実はフランス語、イタリア語、韓国語、ブラジルポルトガル語のサポートもすでにプレビューモードで含まれており、目下テスト中だが、ユーザはこれらの言語をアプリから指定することもできる。

なおGlympseは、現在位置や移動行程をアプリのユーザ同士で共有できるだけでなく、その地図のリンクをソーシャルネットワークに送るメッセージなどで共有できる(ただしユーザはたえず移動中だからリンクやメッセージには有効期限がある*)。位置や行程の共有は、友だち同士でなく、親・子間、上司(社内)・社員(社外)間など、家族生活や仕事関係でも、有意義に利用できる。将来的には、行程は飛行機の中でもトレースするから、友だちが乗った飛行機の正確な着時間の予想などもできる。(*: Evernoteによるアーカイブ化(永久保存)も可能。)

【後略】

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))