【ポッドキャスト】GoogleのMaterial Designのリーダーが同社のデザインビジョンの起源を語る

[筆者: Jared Erondu, Bobby Ghoshal]

Rich Fulcherは、GoogleのMaterial Design UX and Engineeringのトップだ。今回はわれわれのHigh Resolutionシリーズの第14回で、Material Designがどのように作られたか、自分が勤める会社で自分独自のデザイン表現(デザイン言語)をどうやって作り出すか、デザインという工程では強力な文化性が重要な役割を演ずること、などを語ってもらった。

Larry PageがGoogleのCEOに復帰したとき、彼は非常に幅広い指示を出した。 それは、“Googleをビューティフルにすること”だった。その指示の下でGoogleのデザイン部門は、同社のプロダクトの呈示のされ方を根本から考え直すことになった。しかしながら、Googleほどの大きな企業で統一的なデザイン言語を作ることは、容易ではなかった。そこでFulcherは工程をいくつもの小さなステップに分割し、それを積み重ねていくと全体像が見えてくる、というやり方を選んだ。いくつかの大きな部品がまとまると、そこからSearch(検索), Maps, Gmail,などの消費者向け中核製品への実装過程が始まった。

自分の会社の普遍的なデザイン言語を作る過程が、複雑である必要はない。必要なのは、真剣に取り組むこと。それは、完成までに長期間の集中と献身を要する、今でもまだ進行中のプロジェクトだからだ。Fulcherは、デザイン言語が会社のビジネスにもたらす価値を説明している。そのステップは、あなたが今日からそれをやり始めるとしても、十分に参考になるだろう。

Jared EronduBobby GhoshalHigh Resolutionのホストだ。このポストと各回の注記は、フリーのライターGannon Burgettがまとめた。High Resolutionの各回は月曜日の太平洋時間午前8時に、本誌TechCrunchに載る。iTunesOvercastでも聴ける。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

【ビデオ】Facebookで20名のデザイナーチームを200名に育て上げたKate Aronowitzにテクノロジー業界におけるデザイナーのキャリアパスを聞く

[筆者: Bobby Ghoshal(@ghoshal), Jared Erondu(@erondu]
昨年まで約2年間、資産運用アドバイザーWealthfrontのデザイン担当VPだったKate Aronowitzは、その前の5年あまり、Facebookのデザイナー部長だった。その間彼女はMark Zuckerbergのもとで、最初20名だったデザイナーチームを、200名の世界最高クラスのチームに育て上げた。〔LinkedIn

今回のインタビュー(上図、1時間8分)で彼女は、Facebookのデザインチーム構築の初期の苦労、デザインのリーダーと企業の上級役員たちとの認識の食い違い、テクノロジー企業に就職する若いデザイナーへのアドバイス(どんな仕事がベストか)、などを語っている。またデザイナーが目指すべきキャリアパスは、管理職になること以外にあるのではないか、とも語っている。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))