企業への救済措置の一方で、多くの人が1200ドル(約13万円)の小切手では、あと数週間のロックダウンを乗り切るのに不十分だと懸念するのは当然だ。しかし、景気刺激策のための小切手は、何もないよりはマシだ。アメリカでは2020年3月だけで、2200万人以上が失業申請をしている。
しかし、実際に小切手を手に入れるのは簡単ではない。多くのアメリカ人にとって、たくさんの障害がある。例えばほとんどの学生は無資格であり、同じことがほとんどの高齢者や障害者にも当てはまる。社会保障番号のない移民もそうだ。紙の小切手に大統領の署名を載せるという前例のない命令など、さまざまな遅延要因もあった。
何百万人もの米国人は、「不具合」で問題がさらに遅らされている。The Washington Post(ワシントン・ポスト)によると、H&R BlockやJackson Hewitt、TurboTaxのような人気サービスを利用して2019年に税金を申告をした「数百万人」は、米国時間4月15日に予定されていた入金が延期された。問題は、IRS(米国内国歳入庁)が彼らの預金情報をファイル上に持っていなかったためだ。
今週、IRSの「Get My Payment」ツールを介して給付金のステータスをチェックした人には、不可解な「Payment Status Not Available」というメッセージが表示された。この件に関する追加情報はない。
IRSは現在、遅延の原因となった問題の解決に取り組んでいると述べている。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)