先月の今頃、GoogleはPixel 4の写真をツイートで公開して、皆をびっくりさせた。この写真で判明したのはおもにリア側だったが、リリースは今年10月の予定だったから、多少ネタバレの気味もあった。Googleはメディアによるリークが起きないうちに摘み取ってしまいたかったのかもしれない。もちろんAppleが新世代iPhoneの宣伝に力を入れる前に、Pixel 4では複数カメラが採用されることを強調するのがこの写真の主なメッセージだったはずだ。
OnLeakがアップした映像によれば、Piexel 4には3基のメインカメラと2基のセルフィーカメラが装備される。フロントのセルフィー・カメラは上部ベゼルに設置されるようだ。前回の写真でGoogleがフロント上部の公開を急がなかった理由がわかる。6.25インチのディスプレイの上部ベゼルはかなりの幅があり、Googleがディスプレイ透過型のホールパンチカメラを採用するつもりがなかったことが分かる。
ライバル各社がセルフィーカメラをディスプレイの後ろに隠したり、本体からポップアップさせたりすることを試みているのに対してGoogleが追随しなかったのにはそれなりの理由があるのだろう。それに大型のPixel XLのディスプレイにはセルフィー用ノッチが設けられている。小型のPixelには設ける必要がなかったというだけだったのかもしれない。
幸い興味をひいているようなので1月前の写真に続く#Pixel4のリーク画像をアップした。ビデオは#Pixel4XLの最初の360°ビデオだ。5Kで描写しているし寸法もつかんだ。
もちろん実機が初期のリークのとおりにリリースされとは限らないのでこうした情報は多少割引しておく必要はある。しかしこの情報源はこれまで高い実績を誇ってきた。
外観は別として今回流れた噂には魅力的な新機能の情報がいくつか含まれている。Pixe 4では背面の指紋センサーが廃止されたので、Googleはロック解除を顔認証ないしディスプレイ内指紋認証に変えたようだ。Qualcommの超音波指紋認証が利用されているのかもしれない。
Pixel4はセルフィーカメラは2基で、トップベゼルが広いのは(まだ推測にすぎないが)何らかのジェスチャーを認識するためらしい。Pixelのカメラの改良は続いており、リアカメラは3基が並んでいる。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook)