AppleはカナダのDHX Mediaと提携し、スヌーピー、チャーリー・ブラウンなどピーナッツのキャラクターが登場する新番組やスペシャル、短編映画など制作する。宇宙飛行士スヌーピーが主演するApple独占の短編コンテンツは、STEMに関心のある子供たちをターゲットにしている。
ピーナッツの作者チャールズ・シュルツは、1950年から50年にわたりこの人気マンガシリーズを描き続けた。キャラクターたちは1960年の “A Charlie Brown Christmas” でテレビに登場し、その後数多くのスペシャルが作られた。そして最近コンピューター・アニメーションの “Peanuts Movie”(『I LOVE スヌーピー — THE PEANUTS MOVIE』)で銀幕に戻り、全世界で2.46億ドルを売り上げた。
DHXは昨年Peanutsの支配株主になった(残る20%は今もシュルツ一族が保有している)。
最近Appleは、来たるストリーミングサービスに備えて、数多くのファミリー向けコンテンツを揃えている。Sesame Workshopとの提携によるオリジナル番組制作もその一つだ(Sesame Streetではない、同番組は最近HBOに移った)。
ところで、Peanutsをスヌーピーのぬいぐるみなどの二次商品でしか知らない人は、初期の漫画を読んでみることをお薦めする(Fantagraphicsが印刷用に復元した)。そこではシュルツの絵だけでなく、いつも見通しが暗くて傷心つづきのチャーリー・ブラウンが語る忘れられないジョークの数々を生んだ彼の才能を見ることができる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )