今もっとも騒々しいバズワードといえばウェアラブル(wearable, 着脱型)だ。それは、単にGoogle GlassやAppleの今度出るiWatchだけのことではない。企業は、大も小もこぞってこのトレンドに乗ろうとしているし、そのことはCE WeekのショウルームイベントShowStoppersを見ても明らかだ。
上のビデオでお分かりのように、その演し物は、スマートウォッチあり、骨伝導方式の音楽帽子、ウェアラブルでポータブルなビデオカメラ、ブルーライト(*)を利用する治療用眼鏡などなど、とても多彩だ。
まず訪ねたのがBasis、ここのスマートウォッチはそんじょそこらのスマートウォッチに比べてはるかに多種類のセンサを搭載している。また、バンドを交換可能にして、ファッション性も目指している。革製もあれば、カラフルなのもある。著名なアーチストの作品もある。Basisのストアが、ここにある。
次に足を止めたのが、Cynapsという特殊な帽子を作っているMaxVirtual。音源をBluetoothで受信し、その帽子に入力すると、骨伝導により音楽が脳に伝わる。ヘッドフォンをしなくても音楽を聴けるし、帽子だから日よけにもなる。すでに発売されていて、お値段は79ドルだ。
オーディオの次は、ビデオを忘れちゃいけない。Icon Cameraのブースへ行くと、いろいろなカメラと撮影機材がある。AirPro 2は、5mpから14mpまで、マイク内蔵で、ワンクリックで撮影が始まる。Adventurerは、カメラの移動スピードや、位置、高度、方角などの情報をファイルに記録する。ホームページはここだ。
もう一つ忘れてならないのは、Psioだ。Clockwork Orangeのような刺激も、場合によっては良い効果をもたらすという。Psioの眼鏡は、有害といわれるブルーライをを目に当てることによってストレスを緩和し集中力を高めバイオリズムを整える。十種類の“エクササイズ”が付いていて、お値段は399ドル99セントから。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))