本日(米国時間11/7)Googleは、Google検索の新機能として地元レストランの待ち時間を表示すると発表した。Googleマップも後日対応する。これは現在店舗などの混雑時間帯を表示している機能を拡張するもので、食事をする客が店を選ぶ際に重宝するだろう。
ここ数年にわたりGoogleは、この種の予測データを提供するためにGoogleマップユーザーからデータを集めてきた。たとえば2015年夏から、地元店舗の一番混み合う曜日と時間帯をグラフ表示している。
昨年この機能を改善し、同じ情報をリアルタイムで提供するようになった。
Googleのレストラン待ち時間は、Googleロケーション履歴にオプトインしているユーザーの匿名データに基づいている。混雑時間帯や待ち時間、滞在時間の算出に使用しているのと同じデータだ。
レストランの検索結果では、混雑時間帯チャートのある時間帯をクリックするとボックスがポップアップするようになった。ボックスには「混雑している」「通常混雑している」「通常混雑していない」などの履歴データとともに待ち時間が表示される。
混雑時間帯チャートの下には、ピーク時の待ち時間と滞在時間も表示される(例:通常の滞在時間は45分~2時間)。
新しい待ち時間機能は世界の100万近いレストランに対応する予定で、当初はGoogle検索から。
この機能追加によって、Googleは既存のNoWaitなどのレストラン待ち時間アプリに少なくとも部分的には対抗することになる。ただしNoWaitは、Googleと異なり予約をとらないレストランでもウェイティングリストに名前を載せることができる。
Googleによると同機能は本日公開され、モバイルとデスクトップの両方で待ち時間を見ることができる。後日GoogleマップとAndroidにも対応予定で、その時には食料品店も対象になると言っている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )