携帯電話事業をMicrosoftに売却したNokiaがハードウェアに戻ってきた。ただし今回は携帯電話ではないだろう。このフィンランド企業はTwitterで「11月18日〔日本時間11/19〕に「何かを発表する」というティーザーをツイートした。添付写真のデバイスはApple TVにそっくりで、ある種のストリーミング受信のためのセットトップ・ボックスのように見える。しかしこれは単に箱にすぎず、中には全然違うデバイスが入っているのかもしれない。
Twitterユーザーの一部は「Android TVを走らせるNokia版セットトップボックスだろう」と予想している。最近発表されたハイエンド機種のNexus Playerのようなものという観測だ。Microsoftへの携帯事業売却後、Nokiaはそのブランドをサードパーティーの新しいハードにライセンスし、また自社で新たなハードウェアを開発することの両方に関心があるとしてきた。
Microsoftとの契約でNokiaは2016年末までスマートフォンの製造ができない。またフィーチャーフォンに至ってはあと10年製造ができない。そこで今回のガジェットが携帯でないことはまず間違いない。携帯事業売却後の沈黙を破るハードウェア第一作だけに大いに注目される。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)