【抄訳】
中国のロボット開発企業Ninebotが、同社のライバル製品でもあるSegwayを買収し、並行してスマホ最大手のXiaomiとVCのSequoia CapitalおよびShunwei Foundationから8000万ドルを調達する。Xiaomiはこのところ、ハードウェアやIoT方面への投資に力を入れている。
Segwayは2001年のローンチ時には大評判になり、“未来の交通手段”ともてはやされたが、買収は2010年にイギリスのCEO Out、2013年のSummit Strategic Investmentsに次いで、今回で三度目だ。
Ninebotは昨年、Segwayと同社のファウンダDean Kamenから特許侵害などで苦情を申し立てられていた企業だけに、今回の買収は興味深い。そのときは、Segwayと、Kamenのもうひとつの企業DEKAが、Ninebotなど中国の数社を訴えていた。しかしこの買収で、両社間の係争は清算された。また、Segwayの製品は今後もSegwayブランドで売られる(Ninebotがいろいろ手を加えるらしいが)。
【後略】