週末の夜なのでもう飲み始めてしまったが、なんとSnapchatがネコ向けフィルターを出していたのに気づいた。そう、ネコだ。ネコこそインターネットの象徴といっていい人気ものだ。フェイクニュースやネットいじめ、「いま目が覚めたとこ」なんていうつまらないツイートなんかいちいち読むことはない。キャット・レンズを使ってみよう!
テクノロジー的にいえば、Snapchatが写真の被写体が何であるか認識する能力を得たのは1年近く前になる。同社はこれによって食べ物、スポーツ、ペットなどを認識し、それぞれに適したフィルターを作っていくと述べていた。たとえば犬の写真の上に「わんダフル・パーティー!」(IT’S A PAWTY!)というテキストが浮かぶようなステッカーなどだ。
しかし新しいレンズを使えば、ネコと飼い主がおそろいのメガネをかけられる。
虹色のユニコーンの角も。
ネコに大きな目玉をくっつけることもできる。
不機嫌な顔のネコなら顔にトーストを乗せればいっそう不機嫌に見えるだろう。
What the actual f***
ネコと飼い主がおそろいの「厚い唇」をつけてもいい。
動画のサンプルには飼い主が天使の仮装でネコが悪魔の角と翼をはやしているレンズもあった。
もちろんこれだけでSnapが以前から抱えるいくつもの難問が片付くわけではない。リークされたファウンダーのメモによれば「デザインはださい、Snapchat Discoverはめちゃめちゃだ、大人のユーザーがいない、株価が下がり続けている、資金が急速に枯渇している」等々なのだという。
おっと、サウジが大株主になったのだった。これについては真剣に考えてもらいたい(われわれの記事、 サウジアラビアの現状を見ないことが大企業の成功の鍵なのか?参照)。
しかしそれはそれとして。
インターネット、バンザイ。
キャット・レンズは2018年最大のヒットだ。
キャット・レンズで何もかも楽しくなる。
キャット・レンズに乾杯!.
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