iCrackedのような大きな修理ネットワークは、スマートフォンやタブレットを数時間で直してくれるけど、ラップトップの場合は、修理を申し込む(待ち行列に並ぶ)、デバイスを送る、後日それを受け取りに行く、という手間が必要だ。
最近のTC Radioピッチオフで入賞したTechyは、ラップトップの修理にオンデマンド方式を導入して、この問題を解決しようとしている。
その仕組みはこうだ: ユーザが修理リクエストを提出すると、Techyが集荷人を派遣してユーザのラップトップを受け取り、それを地域の修理屋へ持ち込む。同社の現在のサービスエリアであるWashington D.C.の外に住んでる人は、自分でデバイスをTechyに送る。
修理が終わったらデバイスをユーザに送り返すが、それは同日であることが多い。
Techyの協同ファウンダYaffet Mesheshaによると、一時間足らずで解決する問題が圧倒的に多いから、同日修理が十分可能なのだ。デバイスをユーザに返す時間は、十分にある。
Techyは均一料金制で、ソフトウェアの修理は69ドル99セント、ハードウェアは99ドル99セントだ(部品代は別)。今はWashington D.C.だけだが、できるだけ早くそのほかの主要都市にも広げていく。
現在、ユーザは修理をネットまたは電話で申し込むが、もうすぐiOS用の専用アプリを提供する予定だ。
Mesheshaによると、既存顧客の半分以上が、今後そのほかの修理でもTechyを利用するから、リテンション(retention, リピーター, 固定客)率は上々だ。今はラップトップに限定しているが、いずれデスクトップやスマートフォンにも手を広げる、と彼は言っている。