アウトドアでフィットネスを楽しもう――Wirecutterのおすすめギア、トップ5

編集部: この記事はWirecutterのライター、Makula Dunbarの執筆。他にも以下の記事を投稿している。

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アウトドアでエクササイズをするのは楽しい。広々とした空間とさまざまな地形があり、(運がよければ)そよ風に吹かれることができる。これらは屋内のジムでは得られないものだ。しかし効果的なフィットネスには適切なギアが必須だ。その選択は長い間に大きな差となってくる。

ここではわれわれのお気に入りのウェアラブルなフィットネスギアをいくつか紹介しようと思う。ヘッドフォンも含まれているが、これはアウトドア・フィットネスをいっそう楽しいものにする効果がある。

ランニング用ヘッドフォン・ Plantronics BackBeat Fit

Wirectterではランニング用ヘッドフォン31種類を2年間にわたってテストしてきたが、Plantronics BackBeat Fitが依然としてわれわれが推薦するトップ・プロダクトだ。. エルゴノミクス、使用感ともにBackBeat Fitは素晴らしい。また汗、埃、雨などに対する耐久力も優れている。ヘッドフォンの左右のピースをつなぐケーブルもどんなサイズのユーザーにも適合する。また走ったときに踊ったりズレたりしにくい。BackBeat
Fitは耳道をシールせず、外界の音を聞くことができるので夜間や人通りの多い道でジョギングするときの安全性に寄与する。

アウトドアでエクササイズするときに必要なギアはすべてArkel Bugに収まってしまう (写真:Eve O’Neill)

バックパック: Arkel Bug自転車用パニエバッグ

サイクリングはエクササイズとしても楽しく、万人向きだ。また自転車は各種のギアを携帯するにも便利だ。自転車ロック、リアラック、パニエバッグなどはサイクリングを一層実りあるものにする。エクササイズ、ツーリング、あるいは日常の通勤や買い物でも収納力が高いArkel Bug Pannier Backpackをお勧めする。

十分なボリュームがあり、撥水加工してある。街乗りタイプのヘルメットも入る。.

Forerunner 235(手前)はForerunner 225(向こう側)の後継モデル。さらに薄くなって腕へのフィットがよくなった。

GPSランニング・ウォッチ:Garmin Forerunner 235

GPSランニング・ウォッチの中ではGarmin Forerunner 235が使いやすく、ビギナーにも薦められる。オプション・アプリで高度な機能も追加できる。経験を積んだランナーならこれを使うといいだろう。得られたデータから特定の強度のワークアウトを設定することもできる。運動の強度や時間などをチェックすることももちろんできる。

FR 235は煩わしいチェストストラップを装着せずに心拍数をモニターできる。また先行モデルよりスリムになった。Auto Pause機能は交差点の信号待ちなどで止まったときに自動的に対応する。

Garmin Vivosportはわれわれがテストしたフィットネス・トラッカーの中でもっと正確、多機能なモデルだった(写真: Michael Hession)

フィットネス・トラッカー:Garmin Vivosport

心拍数、歩数、移動距離だけをシンプルに記録したいのであれば、フィットネス・トラッカーの中から選ぶのがよい。WirecutterのトップチョイスはGarmin Vivosportだ。オプションでGPSトラッキングが可能であり、データは正確で全般的に信頼性が高い。トラッカーとして標準以上のパフォーマンスだ。

エクササイズするときにスマートフォンで音楽を聞くのが習慣ならVivosportで再生をコントロールし、通知を受けることができる。運動負荷を計測し、睡眠その他の健康に関連するアクティビティーを自動的に記録する。バディーなしに1人でウェイトトレーニングするときにはこのデバイスが回数をカウントしてくれる。

写真: Kyle Fitzgerald

ウォーターボトル」 Klean Kanteen Classic 27オンス(800ml)・ステンレスボトル/3.0スポーツキャップ

強度の高いエクササイズだろうと公園の散歩だろうと水分補給は欠かせない。軽くて耐久性のあるウォーターボトルを携帯するようにすれば飲み物を手にいれるためにあちこち探しまわる必要がない。.

Klean Kanteen Classic 27オンスはわれわれのトップチョイスだ。スチール製のタフなウォーターボトルで、清潔でキャップが交換可能だ。さらに重要な点だが水に不快な味や臭いがつかない。口の直径は4.5センチぐらいあり、角氷を投入するのに十分な大きさだが、走りながら水を飲もうとしてうっかり新しいシューズにこぼしてしまうほど大きくはない。

このガイドはWirecutterではさらにアップデートされている可能性がある。 また編集部が独自に選定した製品を読者が購入した場合、Wirecutterはアフィリエイト料を得ることがある。

〔日本版〕WirecutterはNew York Timesグループのガジェット・メディア。この記事で紹介されている製品はArkel Bug以外、日本のAmazonなどから入手可能。ただし他社製のパニエバッグ、サイドバッグならAmazonでも各種販売されている

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

The New York Timesがガジェット系メディアのThe Wirecutterを買収

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The New York TimesがThe Wirecutterとその姉妹メディアのThe Sweethomeを買収したことを発表した。

The Wirecutterは元Gizmodo編集者のBrian Lamによって創設された。The New York Timesによれば、Brianはこれからも顧問役として当メディアの運営に関わっていくようだ。The New York TimeのBeta開発チームに所属するBen Frenchが臨時のジェネラル・マネージャーとして就任し、編集主任のJacqui Chengとプロダクト・ディレクターのChristopher Mascariはそれぞれ現職を維持する。

TechCrunchの読者であればThe Wirecutterはすでによくご存知のことだろう(私たちは共同で記事を配信したこともある)。しかし、The Wirecutterのことを知らない読者のために説明すると: 当メディアではガジェット紹介記事を提供していて、例えばノートパソコンスタンディング・デスクといったカテゴリーの中で最良のガジェットを見つけられるようになっている。The Sweethomeでもそれは同じだが、違いはThe Sweethomeでは家庭で利用するガジェットにフォーカスしているという点だ。

The New York Times CEOのMark Thompsonは買収を発表したプレスリリースの中で、「この2つの買収が実現したことをとても嬉しく思います」とコメントしている。「この2つのメディアは魅力的な収益モデルをもつ素晴らしいビジネスです。そして、正確に情報を伝えることを大切にする彼らの素晴らしいジャーナリズムこそが、彼らの成功の礎なのです」。

今回の買収費用はすべて現金で清算されたということを除いて、The New York Timesは買収金額について言及していない。しかし、Recodeの記者であるPeter Kafkaによれば(この買収のニュースを公表した人物)、今回の買収金額は3000万ドル以上になるとのこと。

[原文]

(翻訳: 木村 拓哉 /Website /Facebook /Twitter