ソニーのスマートウォッチ「wena 3」がMAMORIO対応、置き忘れ防止通知・位置確認が可能に

ソニーは、スマートウォッチ「wena 3」向けに最新ソフトウェア「バージョン 1.61JP」の配信を始めました。

今回のアップデートで最大のトピックといえるのは、「wena 3」がMAMORIOに対応すること。万が一「wena 3」を紛失した場合、MAMORIOアプリから「wena 3」の位置確認ができるだけでなく、置き忘れを防ぐ通知機能や、MAMORIO社の遺失物発見システム「クラウドトラッキング(特許取得済)」、全国700路線以上の鉄道・バス事業者及び商業施設に設置されている「MAMORIO Spot」などの各種機能を利用して探せるようになります。

このほか、今回のアップデートでは日付表示が実際と異なる場合がある事象や、iOS端末との接続性についても改善するとのことです。

ちなみに「wena 3」とは、タッチ対応有機ELディスプレイやFeliCaなどを搭載した時計バンドで、普通の腕時計に取り付けることにより、どんな腕時計でもスマートウォッチのように使えるようになるという製品。基本的には腕につけているものなので頻繁に紛失するとは考えにくいですが、取り外した際にうっかり紛失してしまった……なんて場合にはMAMORIOアプリが役立ちそうですね。

MAMORIOによると、今回のアップデートは MAMORIO Inside(あらゆるものがもともとMAMORIOの機能を持って生まれてくる)の取り組みの一つとのこと。今後はMAMORIOのIDを他のBluetooth製品に付与していくことで、より見つかりやすく、失くしにくい世界の実現を目指したいとしています。

Engadget日本版より転載)

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カテゴリー:ハードウェア
タグ:IoT(用語)wenaガジェット(用語)スマートウォッチ(製品・サービス)Sony / ソニー(企業)トラッカー(用語)MAMORIO日本(国・地域)

ソニーがSuica決済とAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ「wena 3」発表

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ソニーは10月1日、新型スマートウォッチ「wena 3」(ウェナスリー)を発表した。交通系ICカード「Suica」をはじめ、楽天Edy・iD・QUICPay(クイックペイ)などの各種電子マネーやAmazonが提供する音声サービス「Alexa」に対応している。またVO2 Max(最大酸素摂取量)の推定などが可能な活動ログ機能も採用。市場推定価格は税抜き2万4000円から。10月1日より予約を受け付け、11月27日に発売する。

ソニーがSuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ「wena 3」発表

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またソニーは他社との協業開始も発表。セイコーウオッチと「wena 3」をベースに共同開発した製品「wiredwena」の2021年1月15日発売、2020年夏頃シチズン時計のIoTプラットフォームサービス「Riiiver」への対応を含めたパートナーシップ契約を締結したと明らかにした。
ソニーがSuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ「wena 3」発表

wena 3は、「便利を、自由に。Wear Freedom.」をコンセプトに、スマートウォッチとして必要な機能を最薄部6.9mmの腕時計バックル部に集約した「wena」シリーズの第3世代モデル。

バンド部は、用途や好みに合わせて選べるよう、メタル、レザー、ラバーの3種類を展開。インダストリアルデザイナーの山中俊治氏とカーデザイナーのファブリツィオ・ジウジアーロ氏がデザインを手掛けたオリジナルのヘッド部2種類の他、コラボレーションモデルも3種類発売する。

各種電子マネー機能としては、Suica、楽天Edy・iD、QUICPayなどをサポート。Suicaはwena 3アプリでの登録が必要で、対応は11月下旬を予定。Suica以外の電子マネー機能を利用するには、おサイフリンクアプリでの初期設定が必要。初期設定時のみiOS端末が必要となり、Androidユーザーは、所有するiOS端末で初期設定をすると電子マネー機能を利用できる。

wena 3バックル部をかざすだけで、鉄道・バス、買いものなどで利用でき、wena 3のディスプレイ上での残高確認が可能。またwena 3アプリを通じて、「Suica」の利用履歴の確認やチャージを行える。

ソニーがSuicaとAmazon Alexaに対応した新型スマートウォッチ「wena 3」発表

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またwena 3のボタンを押して話しかけるだけで、「Alexa」機能を利用できる。外出前の天気の確認、会計時の計算、帰宅前にエアコンをつけておくなどといった使い方が可能という。

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このほか、デュアル光学式心拍センサーを採用しており、ソニー独自のアルゴリズムにより日々の活動をより強力にサポート。wena 3アプリやデバイスから、歩数や脈拍数、消費カロリーはじめ、最大酸素摂取量(VO2 Max)や4段階の眠りの深さ、ストレスレベルやエネルギー残量(Body Energy)をチェック可能。

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スマートロック「Qrio Lock」(キュリオロック)と、紛失防止機能「MAMORIO Inside」(マモリオインサイド)にも対応。スマートフォンを取り出さなくても、wena 3から「Qrio Lock」の解施錠が行える。万が一wena 3を紛失した場合でも、MAMORIOの機能でwena 3の所在地を確認できる。