Comcast(コムキャスト)が広告入りの無料ストリーミングサービスXumoを買収した。
190以上のチャンネルを展開しているXumoは、複雑なオーナーシップ履歴を持つ。同社はパナソニックと、Myspaceの親会社Viantの合同ベンチャーとして2011年に始まった。ViantはTime Incに2016年に買収され、Time IncはのちにMeredithに買収された。
今回の買収については以前、Wall Street Journalが交渉中だと報じていたが、両社は買収の詳細を明らかにしていない。XumoはComcastのケーブル部門内で独立して運営される、とComcastは話している。
「XUMOの才能あるチームはすばらしい、最高のストリーミング能力を生み出した」と同社は声明文で述べた。「このチームがComcastに加わることに興奮を覚えている。これからも発展するようサポートすることを楽しみにしている」
Viacom (現ViacomCBS)が別の広告入り無料ストリーミングサービスPluto TVに買収されてまだ1年ほどだ。
そして数カ月以内にComcast所有のNBCUniversalがPeacockを立ち上げる。このサービスには有料サブスクリプションのオプションが含まれる一方で、NBCUniversalの会長Steve Burke(スティーブ・バーク)氏は「広告が入るプレミアムなコンテンツ」にフォーカスする余地があると主張し、同社は広告が果たすであろう役割を強調した。
Xumoが最後(2019年春)に公表した月間アクティブユーザー数は550万人だった。
画像クレジット: Erik McGregor / Getty Images
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(翻訳:Mizoguchi)