「ポケモンGO」、日本マクドナルドがコラボレーションを正式に認める

screenshot_595

米国でのローンチ以降、何かと話題を振りまいているNianticのスマートフォン向けARゲーム「ポケモンGO」。米TechCrunchが「日本でのリリースは7月20日」だという記事を掲載したことを契機に、その熱気はさらに高まっていた(その後米TechCrunchはローンチ延期に関する記事を掲載した)。

冒頭の記事では、マクドナルド(日本マクドナルド)が日本のローンチパートナーとなると記載されており、その後同社の内部資料らしき画像もネット上に流出。各種メディアでの報道が相次いだが、その日本マクドナルドの持ち株会社である日本マクドナルドホールディングス(日本マクドナルドHD)が7月20日19時半付の適時開示でコラボレーションの実施を正式に認めるアナウンスを出した。内容は以下の通り。

日本マクドナルド株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼 CEO:サラ・エル・カサノバ)はiOS/Android向け『Pokémon GO』(読み方:ポケモン・ゴー)とのコラボレーションを近々実施する予定です。

『Pokémon GO』は、世界で人気の位置情報を活用したモバイル向けのゲームアプリケーションです。
現在、サービススタート時のご不便がないよう、開発元が鋭意準備していると伺っております。環境が整い次第、速やかにコラボレーションの詳細を含め、ご報告させていただきます。

※本日の新聞等における様々な報道は当社が発表したものではございません。

上場企業が適時開示を出すと言うことは、すなわち投資判断に重要な影響を与える情報だということ。IPを提供する任天堂の株価がこの2週間で2倍超になった(7月8日に1万4935円だった株価は7月19日には3万1770円。20日には2万7765円となった。いずれも終値)。マクドナルドの発表もこういった影響があるということだろうか。日本マクドナルドHDの7月20日の終値は前日比9.84%増の3515円となってる。

だがここまで来ても、ポケモンGOの公式サイト、Nianticの特設サイトとも正式な日本ローンチのアナウンスは出ていない。僕もいちファンとして、そのローンチを見守りたいと思う。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。