フランスのスタートアップ、Mapstrは気の利いたブックマークアプリ、ただしウェブではなくお気に入りの場所の。このアプリを使うと、レストラン、バー、店、友達の家等を記録しておける。今日のアップデートで、Google Maps、Uber、およびCitymapperとの統合により、徒歩、自動車、公共交通機関による経路も利用できるようになった。
これでアプリが少し便利になる。これまで、Mapstrはアプリに保存した場所を見るまではよかったが、その場所へ行こうとすると面倒だった。
所要時間を知るために、住所をCitymapperにコピー&ペーストしたい人はいない。嬉しいことにその必要がなくなった。経路ボタンを押すと、複数のオプションが表示される。1つ目がUber。Uberを使うとどれだけ時間がかかり、料金がいくらになるかがわかる。
Google Mapsを利用して、Mpastrは徒歩や自動車による経路を提供する。Citymapperの統合によって、交通機関との時間比較ができる。
最大の利点は、これらのボタンを押すことで目的地をアプリに入力できることだ ― ディープリンク技術に感謝! 噂によると、UberとCitymapperの社員が既にMapstrを使っていたらしいので、APIを利用することも難しくなかったのだろう。
Mapstrは、エンジェル投資家から80万ドルを調達した。同サービスのユーザーたちが保存した場所は計150万箇所に上る。お気に入りの場所を友達とシェアすることもできる。
ブックマークにはタグを付加して、後にタグドロワー(レストラン、寿司、カクテル等)を使ってフィルターする時に利用できる。レストランの営業時間や電話番号等を知るにも便利だ。
将来はAPIを公開して、例えば他のアプリがMapstrに場所を追加できるようにする計画だ。それができれば、Mapstrは場所の”Pocket”になれるかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)