あなたが万一、親不孝な死に方をしたら、ご両親はFacebook上のあなたの非公開情報やデータを読めるべきだろうか? Facebookは今日(米国時間8/18)の、死後のソーシャルネットワークに関するHard Questionsで、それができない理由を説明している。
最終的な答えでないことはFacebookも認めているがそれは、同社が記念化プロフィール(Memorialized Profiles)および“レガシーコンタクト”(Legacy Contact, 〔死者の〕形見の〔形見として遺された〕連絡先)と呼ぶ問題に対する、ある程度妥当なソリューションだ。あなたが死んでFacebookに報告されたら、あなたのプロフィールの名前の上に“Remembering”(追悼)という言葉が表示される。そして、誰一人としてあなたのアカウントにはログインできない。
レガシーアカウントは、まだ生きてる人が亡くなった友だちを自分のManage Account Settings(アカウント設定)で設定するが、あなたのプロフィールが“追悼”になるまでは報告されない。彼らはあなたのプロフィールのトップにポストをピンできるし、あなたのプロフィールの写真を変え、友だちリクエストに応じたり、あなたのアカウントを削除したりできる。しかしそれでもなお、彼らはあなたのアカウントへログインすることはできないし、昔のポストを変更/削除したり、友だちを削除したり、あなたのメッセージを読んだりはできない。
また、親でも誰でも、あなたの死後にあなたのメッセージを読むことはできない。その理由は、Facebookによれば、“二者間のプライベートな会話は、今後もずっとプライベートであることが意図されている、と思われるから”、だ(Facebook Global Policy ManagementのディレクターMonika Bickertによる)。電子通信私権法や蓄蔵通信法も、親の同意下であっても私的通信の共有は不可、としている。
Facebookは、「○○さんのお誕生日です、お祝いのメッセージを送りましょう」というお節介を、故人に関してはしない。でもまだ無神経な部分は残っていて、たとえばOn This Dayなどでは、故人の生存時のコンテンツが載ったりする。その人が亡くなったことを、いやでも思い出してしまう機会になる。
Facebookでは、別れた相手のコンテンツなどを見ないようにできるが、この方法を一般的に故人に対し適用することはできないだろう。別れと死別は違う。
でもFacebookがこの問題を少なくとも考えていることは、良いことだ。20億のユーザーがいるFacebookは今や、人の生活のあらゆる側面に影響を及ぼす。FacebookのCPO Chris Coxはこう言う: “会社のあらゆる部分に真摯な責任の感覚がある。Facebookがどんな人にどんな使われ方をしているかを、これからはもっとよく知る必要がある”。