おたく商品のThinkGeekが閉店してGameStopの1セクションに

マニアックなグッズや気の利いたエイプリールフールジョークを愛する人たちに悲報。おたく好みのガジェットや未来志向の周辺機器で知られる20年続いたオンラインショップの「ThinkGeek.com」が姿を消す。

サイトのトップに表示されたFAQによると、ThinkGeekは「閉鎖」するのではないが、われわれの知っていたサイトではなくなる。代わりに、GameStop(2015年に1.4億ドルでThinkGeekを買収した)の中で昔の面影を残して生き続ける。

FAQにはこう書かれている:

2019年7月2日をもって、ThinkGeek.comは親会社のGameStopの中に引っ越します。その後はGameStopのThinkGeekセクションで、かつてThinkGeek.comに見られたユニークな商品の精選されたセレクションを購入いただけます。

「精選された」が重要だ。なぜなら、ThinkGeek.comがカバーしてきたマニアの世界を、GameStop内のいくつかの陳列棚で賄うことは不可能だからだ。マーベルからスター・ウォーズ、ハリー・ポッターからトールキンまで、あらゆるファンたちの好みを一箇所で受け止めてきた。

ThinkGeek.comは(いや、たぶんかつては)探索するのがたのしい店だった。私はそこへ行くと必ず、時間を忘れて次から次へとカテゴリーを渡り歩いてはクリックを続け、スター・ウォーズのTシャツやたぶん必要のないAperture Scienceのグラスを買うためにクレジットカードを差し出すことがしょっちゅうだった。「なんだこれは、ほら見てらん! ほらこれも! これも!」というあの気持がGameStopサイトに生まれる新しいセクションでも感じられることを願うばかりだ。

全米に展開されているThinkGeekの小売店40店舗は営業を続けることも同社は発表した。

最近同サイトは、クリアランス商品の75%オフセールを何度か繰り返してきたが、現在はサイト全体で50%オフのセールを実施して在庫の一掃をはかっているようだ。

そしてなによりも残念なのが、ThinkGeekのエイプリールフールジョークを見られなくなることだろう。多くの会社が、人々の笑いをとろうとやりすぎていると感じられる昨今、ThinkGeekはいつもいい塩梅だった。商品一覧にフェイク製品を混ぜてユーザーを楽しませてくれた。例えば・・・

フォートナイトのラジコンバトルバス:

あるいは、アクバー提督の歌う魚:

あるいは、本当にすばらしいトーントーンの寝袋(あまりの人気にサイトが実際に販売する結果になった):

残念。

6月13日以前に注文した商品の返品は受け付けるとThinkGeekは言っている。また、ThinkGeekギフトカードを持っているひとは、GameStopのオンラインおよび実店舗で利用できる。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

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