このGoogle HomeのDIYキットはRaspberry Piとボール紙でできた魔法のボックス

Google Homeは欲しいけど体裁よりは費用節約が重要、という人は、Raspberry Piの公式雑誌MagPiの最新号を見よう。この雑誌にはときどき付録があるけど、今回のは最高だ。それはRaspberry PiとGoogleが共作したキットで、Google Assistant SDKとGoogle Cloud Speech APIでなにかやってみたい人のための、必要なハードウェアをすべて揃えている。

Raspberry Pi 3だけは自前だが、それは大した費用ではない。付録の内容は、ボール紙製のケースとスピーカー、マイクロフォンと必要部品一式、そして音声入力のために使う大きな(アーケードゲームのような)ボタンだ。音声による起動が完全にパッシブ(受け身)であることがHomeの利点だが、このDIYキットは自由にカスタマイズできるから、どんな機能でも実現できる。

これで、多くの人びとにとって、Google HomeとGoogle Assistantで何かを作ることが、一挙に楽しくなるだろう。Googleは最近AssistantのAPIをハードウェアメーカーに公開したから、そのフォローアップの意味もあるのだろうね。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))