チームでTwitterのアカウントを運営した経験があれば、その仕組みが最悪だということが分かる。
チーム全体で一つのパスワードを共有しなければならないのだ。つまりチームの1人が交代すると全員が新しいパスワードを覚えねばならない。チームの誰かがパスワードをポストイットに書いてノートパソコンに貼っていてアカウントが乗っ取られるかもしれない。チームアカウント運用のためのサードパーティーのサービスもあるが、そのサードパーティーが倒産したり、買収されたり、サービスを閉鎖したり、セキュリティーが破られたりするかもしれない。
Twitterがスタートして10年になるというのにこの欠陥はずっと放置されてきた。それが今、ようやく正された。
他のパワーユーザー向け機能と同様、新しいチーム・ツールもTweetDeckの一部として提供される。
使い方は以下のとおり。
- TweetDeckをダウンロードするかアップデートして最新の状態にする。新機能は今日(米国時間2/17)、ウェブ/Chrome/Windows版がリリースされる(Macアプリはまだリリースされない)。
- メインのパスワードを管理するアカウントマネージャーを決める。このパスワードはアカウントマネージャー以外には秘密にされる。もしすでにチーム・メンバーとパスワードを共有している場合は、アカウントマネージャーは直ちにパスワードを変更する必要がある。
- アカウントマネージャーはTweetDeckでログイン
- 左カラムのナビゲーションから“Accounts”をクリック
- チーム・アカウントを選択
- 入力窓からチームメンバーを追加し、権限を設定する。 投稿者(Contributor)は ツイート、リツイート、削除、フォロー、アンフォローができる。アカウント・マネージャー(Admin)だけがチームメンバーの追加、削除ができる。
- ユーザーがチームかが去った場合は、チームマネージャーがそのユーザーをリストから削除するだけでよい。大勢のメンバーが一斉に新しいパスワードを覚える必要はない。
ひとつだけ注意点がある。上でも述べたようにこの機能を利用するにはチーム全員がTweetDeckを使わねばならない。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)