まだ見ぬWindows 8.1のスタートメニューと称するスクリーンショット

ワールドカップ決勝の騒音に殆どかき消されながら、1枚のスクリーンショットが、Microsoftウォッチングコミュニティーに出回った。この画像が注目を集めているのは、これが近く公開されるWindows 8.1のスタートメニューだと主張する人々がいるからだ。

Microsoftは、ユーザーインターフェースを元に戻すと4月の基調講演で約束した。しかしその後数ヵ月間、それがどんな見映えになるかのヒントは一切なかった。

Microsoftが4月のBuildデベロッパーカンファレンスで一瞬だけ披露した画像がこれだ。

そして、これが今日のスクリーンショット。


Neowinによると、同誌のBrad Samsの情報筋は、「この画像は本物のようだと言っている」。The VergeのTom Warrenの方が懐疑的で、この画像は「フォトショップに名作」だと言っている

私は「リークした」製品画像を掲載することをあまり好まない。ファンボーイたちの夢の産物であることが多いからだ。しかし、これがMicrosoft自身にモックアップ画像に類似していることは、注目に値する。本物のスタートメニューは、それがどんな外観になるにせよ、2015年に出荷予定だ。

この画像が本物であってもなくても、Microsoftファンたちの反応を見るのは興味深い。NeowinのSamsの記事へのコメントは多岐にわたる ― ポジティブなものから軽蔑的なものまで。あえて言うなら、全体的にはポジティブだ。それはMicrosoftにとっては喜ばしいことだ。しかし、自ら招いた傷を治すことの魅力はそれなりでしかない。

Microsoftは、Windows 8の公開当初から、そのMetro的な部分とデスクトップ部分の段差をなくそうと努力してきた。デスクトップとMetro要素の融合になるであろう新しいスタートメニューも、その延長線上にある。

私は、この画像についてMicrosoftにコメントを求めている。おそらく数時間以内に、噂や憶測にはコメントしない旨の回答が来るだろう。

IMAGE BY FLICKR USER DELL INC. UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED) 

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。