Apple(アップル)は米国時間3月11日の午後、3月25日にクパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアターで開催れるスペシャルイベントの招待状を記者たちに送った。
諸説によると、その日のキーノートの主役は、ハードウェアでもソフトウェアでもなく、同社のコンテンツ事業らしい。招待状に付随している、かなりそのものずばりのヒントによると、そのイベントではビデオコンテンツのサービスが全面的に紹介されるようだ。招待状付随の動画は最初にフィルムリールのカウントダウンが数秒あり、最後に「It’s show time.」というメッセージが表示される。
[3月25日午前10時のイベントへの招待状と付随動画]
Appleはこれまで、大量のテレビ番組を提供してきたし、制作中のコンテンツに関する発表も多かった。でも奇妙なことに、それらを支えるプラットホームとか、サブスクリプションに関する情報は、ほとんど聞かれなかった。
Apple Newsが発表されたときにはサブスクリプション制の話もあったが、でも今回はビデオサービスの本格的なマーケティング色が濃厚だから、ニュースサービスがそこでついでに言及されることも、ありえないだろう。干された企画といえば、今回ハードウェアの発表もない雰囲気だ。AirPowerや第2世代のAirPodsは、とっくに発表があってもいい頃合いだけどね。