アップルは来週のビッグイベントを控えているというのに、そのほかのいろんなニュースで盛り上がっている。今週はまずiPadのアップグレードがあったし、そして3月19日には同社の岩盤であるiMac系列に少々のアップグレードを行ったことを発表した。
何年経っても人気が衰えないこのオールインワン機は、系列機とハイエンドのiMac Proとのギャップを埋める重要なアップグレードをいくつか行った。とくに重要なのは、インテルの第9世代プロセッサーと、Radeon Pro Vegaグラフィックスだ。ニューモデルは価格もルックスも前と変らない。いいことだ。2つのスタンダードモデルについてすこし詳しく言うと、次のようになる。
21.5インチ:第8世代の4コアに6コアオプションが加わり、従来機より60%(1.6倍)速くなった。さらにRadeon Pro Vegaにより、グラフィックスのスピードは最大80%(1.8倍)アップした。4Kのデスクトップ機は税別14万2800円から。
27インチ:この大型モデルは第9世代のインテルプロセッサーを搭載、コア数は6または8になる。こちらもRadeon Pro Vega使用。5Kのシステムは税別19万8800円から。
どちらのシステムも旧型機をリプレースする。アップルのサイトや店頭に登場するのは米国時間3月19日からだ。抜本的なリニューアルではないが、この長寿な系列機をアップツーデートに維持するには十分だ。これからも引き続き、クリエイティブのプロたちの仕事の相棒として、またホビイストのゲーマーたちの愛用機として生き延びるだろう。これ以上のものをお望みの方は、iMac Proを検討すべきだ。ただしこちらのデスクトップは、このところしばらく仕様が変わっていない。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)