Elon Muskは、今日(米国時間9/27)行われる国際宇宙会議の基調講演で、「人類を〈多惑星種〉にする」と題して1時間にわたって話をする。講演は午後2:30 ET からで、人類を火星(およびもっと遠く)に送り込むMuskの計画が詳細に語られる。
Muskは、地球外天体の表面に触れたいだけではない。SpaceXにかける彼の意図は、長期的には人類が他の惑星を植民地化し、火星(さらには他のふさわしい惑星も)に居住するための、実行可能な方法を見つけることにある。
SpaceXの火星行きの野望は誰もが知るところであり、Muskは2012年以来、赤い惑星に人を住まわせることを検討し続けてきた。当初の計画は、まず10名が居住コロニーを作り、最終的には8万人規模まで拡大するというものだった。
その後様々なことが起こり、例えばSpaceXはFalcon 9作戦を何度も成功させた。最近では、Muskが火星作戦の進捗状況を一部明らかにして、「火星植民トランスポーター」には新しい名前が必要である、なぜなら火星より遠くへ行けるからだと語り、続いてMCTを駆動するために作られたRaptorエンジンの発射テストを行った。
今日の講演で聞きたい大きな疑問は、Muskがどうやって火星に居住地を作るかという技術的な詳細と、非常に高価に違いないこのプロジェクトに必要な費用をどうやって捻出するかだ。まずは上のビデオを見た後、Muskの今日の講演に関する本誌のニュースと分析を読んでもらいたい。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook)