CAMPFIREが運営する購入型クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」(Android版・iOS版)は3月8日、2011年のサービス開始から現在までの流通総額が400億円を突破、のべ支援者数460万人、プロジェクト掲載件数4万7000件に達したと発表した。
2020年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、経営に大幅な支障をきたした事業者の資金調達手段として全国的にクラウドファンディングの利用が急増。
CAMPFIREでは各エリアや業界に寄り添ったサポートを提供すべく、パートナーシッププログラムなどを通じてその分野に精通した企業・セクターとの連携を強化、幅広い支援施策を講じたという。その結果、1年間で1万6000件(前年比165%)のプロジェクトに約200億円(前年比300%)の支援が集まったそうだ。
各カテゴリーのシェアはフード・飲食、地域・まちづくり、プロダクト・ガジェット、音楽でほぼ同率と特定の分野に偏らず、業界・エリア・規模を問わず様々な事業者によるプロジェクトが実施された。
その他にも、これまで培ってきたノウハウを活かし、起案者向けウェビナーの継続開催や支援保証制度の展開など、起案者・支援者双方が安心してクラウドファンディングに挑戦できる土台作りも強化しているという。
2011年1月設立のCAMPFIREは、あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、「資金調達の民主化」をミッションに、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししている。
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