クラウド人材管理システムの「HRBrain」が最大13億円を調達、累計調達は約22億円

クラウド人材管理システムの「HRBrain」が最大13億円を調達、累計調達は約22億円

クラウド人材管理システム「HRBrain」提供のHRBrainは12月4日、10億円の第三者割当増資と、3億円のデットファイナンスを合わせ最大13億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、リード投資家のEight Roads Ventures Japan、また第一生命保険、SMBCベンチャーキャピタル、AGキャピタル、SCSK。同社はこれまでに約12億円の資金調達を実施しており、エクイティによる累計資金調達額は今回の資金調達を含め約22億円となる。

調達した資金は、人事領域のDXやニューノーマルな働き方へのシフトを推進する企業のためのプロダクト開発と、事業基盤の強化に活用する。

2016年3月設立のHRBrainは、クラウド人材管理システム「HRBrain」を2017年1月より提供。従業員の目標設定から評価までのプロセスを効率化し、組織の生産性や目標達成力を高められる人事評価クラウドとして、全国約1000社の現場で利用されているという。

現在HRBrainは、人事評価クラウドの枠を超えて、人材データの活用を通した個人やチームの生産性の最大化、組織の見える化や人材配置の最適化、経営と現場をつなぐコミュニケーションの場としてもサービスを日々拡張させており、強いチームを創るための統合的なタレントマネジメントプラットフォームへの進化を着実に進めているという。

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カテゴリー:HRテック
タグ:HRBrain資金調達(用語)日本(国・地域)

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TechCrunch Japan

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