クラウド人材管理ツール「カオナビ」が人材紹介会社の求職者データベースと連携した新機能を発表

人材マネジメントプラットフォーム「カオナビ」を提供するカオナビは8月23日、同社いわく日本で初めて人材紹介会社の求職者データベースと社内人事システムを直接連携した新機能「TALENT FINDER(タレントファインダー)」のサービス提供を開始した。

第一弾として、リクルートキャリアの転職スカウトサービス「リクナビ HRTech 転職スカウト」との連携を本日より順次開始すると発表している。

「TALENT FINDER」を使うと何ができるのか。クラウド人材管理ツールのカオナビ上で社内人事データに紐づく“こんな人ほしい!”ボタンをクリックすることで選定された社員の実績や能力がそのまま募集要項に反映され、提携先の求人サービスにて直接求人募集ができる。“このポジションに入る人がほしい”ボタンからは、ロールモデルにしたい社員を4名まで選定することが可能だ。

同社によると「人材を必要とする現場担当者がカオナビ上で直接求人募集ができるほか、社内で実際に活躍している社員の人事データに基づいて募集要項を作成することができるため、効果的に即戦力となる候補者を見つけることができる」といったメリットがあるという。

また、リクナビ HRTech 転職スカウトとの連携により、リクルートキャリアの求職者データベースからAIが最適な候補者をレコメンドする。TALENT FINDERを使えば企業は自社が求める人材により簡単に・短時間で出会える可能性が高まるだろう。

カオナビは、社員の実績や評価、スキル、才能などを、顔写真を切り口にした独特のインターフェイスで一元管理できるクラウドサービスだ。2012年のローンチ以降、業種・業態を問わず1100社以上の経営者や現場のマネジメント層に選ばれているという。同社は2020年までに導入企業3000社を目指している。

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TechCrunch Japan

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